夕学レポート
2011年09月09日
第7回 11/2(水) 加藤嘉一さん
第7回 11/2(水)に講演いただくのは、北京大学研究員、フィナンシャルタイムズ中国版コラムニストの加藤嘉一さんです。
「中国で最も有名な日本人」
それが加藤さんに称せられたキャッチフレーズです。
5年前、反日デモ騒動が盛り上がった中国で、TVインタビューに対して、中国語で堂々と意見表明したことが、加藤さんが中国メディアにデビューするきっかけになったと聞きます。
高校時代に、それこそ、袖すり合うような縁を活かして、北京大国費留学生のチャンスを掴んだ加藤さん。留学するまで中国語はまったく話すことが出来なかったそうですから、わずか2年ほどで、日本の若者代表として、中国メディアに論陣をはるまでになった行動力と発進力には驚嘆せずにはいられません。
そんな新時代人の加藤さんが、いま一番注力しているのが、「内側から見た人にしかわからないリアルタイムの中国とそこから見えてくる日本と世界を語る」ことだそうです。
夕学では、莫邦富さん、宋文洲さんといった知日派中国人の方、関光博先生や国分良成先生といった中国研究者から、中国論、日中関係論について話を聴いてきましたが、中国に暮らし、市井の人々と交流する弱冠27歳の青年が見たリアルタイムの中国論には、大いに興味が湧くところです。
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