夕学レポート
2012年09月11日
第11回 11/20(火) 前野隆司さん
第11回 11/20(火)は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)教授の前野隆司先生に登壇いただきます。
前野先生が研究科委員長を務める慶應SDMは、4年前に開設された慶應の新しい大学院です。
「システムデザインマネジメント」という言葉は聞き慣れない方も多いかと思いますが、同大学院のHPによれば、
「大規模・複雑で不確定要素の多いあらゆるシステムを創造的にデザインし、確実にマネジメントするための学問体系およびその実践を表します」
とあります。
例えば、宇宙開発のような大型プロジェクトや新しい社会システムの構築提言などの政策立案プロジェクトなどの高度で複雑なプロジェクトを担うリーダーを育成することを社会的使命として生まれた大学院と言えるかと思います。
前野先生は、ヒューマンインタフェースのデザインから、ロボットのデザイン、教育のデザイン、地域社会のデザイン、ビジネスのデザイン、価値のデザイン、幸福な人生のデザインまで、様々なシステムデザイン・マネジメント研究を行なっているそうです。
詳細はヒューマンラボのHP http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/
今回の夕学は、前野先生の研究を支える知的基盤能力とも言える「思考」の方法論についてお話いただくことにしました。
題して「思考脳力とイノベーションのデザイン」
世界の諸問題を整理理解するための「思考」の型とイノベーションの関係を解きほぐし、どう考えればよいのか、幸福になれるのかをワークショップを交えながらお話いただければと思います。
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