夕学レポート
2013年04月01日
第21回 7/16(火) 萱野稔人さん
第21回 7/16(火)のご登壇は、津田塾大学学芸学部准教授で哲学者の萱野稔人先生です。
国家、カネと暴力、権力、ナショナリズムなどなど骨太なテーマを一般の人々の目線で語ろうとされている若き論客の一人です。
近年は、サンデーモーニングのコメンテーターなど、テレビでお顔を拝見する機会も増えたので皆さんもよくご存じかと思います。
萱野さんの本やコラムを拝見していると、現代日本が文明の転換点にあるということを強く意識していらっしゃるように感じます。成長・発展・拡大の時代から停滞・退廃・縮小の時代へと、文明のありようが変わりつつあるということです。
拡大再生産を本質とする資本主義社会にとって、縮小社会という現実はとても大きな困難を突きつけていると、萱野さんは言います。
縮小の時代とはどのような時代なのか、日本が縮小社会を乗り切るために取り組むべき課題は何なのか、文明史的な大きな物語を語っていただければと思います。
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