夕学レポート
2014年03月06日
第4回 4/18(金) 井上哲浩さん
第4回 4/18(金)に登壇いただくのは、慶應ビジネススクール教授の井上哲浩先生です。
マーケティングサイエンスを専門とする井上先生。恩師である池尾恭一先生との共著で、こんな本も書いています。『戦略的データマイニング』日経BP社
この2年程、マーケティングの世界では、「ビッグデータ」という言葉が盛んに喧伝されました。
ICチップが至るところに埋め込まれ、私たちの行動はデジタルデータとしてさまざまなところに蓄積されているといわれています。
またtwitter、SNSといったソーシャルメディアから発信される定性情報はネットワーク上に増殖を続けています。
かつては泡のように消えていった私たちの行動や発言が、個人IDにヒモ付けされることで連結、意味づけされて、ビッグデータの中から創出してくる。
ビッグデータ=宝の山論を信じる人は、決まってそんな壮大な物語を語ります。
はたしてそれは本当なのか。典型的なバズワード現象に陥りつつある「ビッグデータ」の時代に、マーケティングはどう変わるのか、あるいは何が変わらないのか。データを使った「発見と創出」のマーケティングを標榜する井上先生の持論をお聞きします。
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