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夕学レポート

2019年09月05日

第10回 11/08 (金) 玉川 太福さん・玉川みね子さん

daifuku_tamagawa.jpg11/8(金)は、浪曲師の玉川 太福さん、曲師 玉川みね子さんをお迎えします。
さて、皆さんは
「浪曲」をご存じでしょうか?
「浪花節」は?
では、講談師の神田松之丞さんは?
浪曲という言葉に馴染みない方も、皆さんきっと、浪花節はご存じですね。私もです。
そして講談師の神田松之丞さん。こちらは、もちろんです、という方多いことでしょう。ファンの方、独演会に出かけました!という方もきっといらっしゃいますね。
神田松之丞さんは、”いま、もっともチケットの入手できない講談師”といわれる方。もっとも会場を満席にするという新進気鋭の講談師、さらにはジャンルを超えていまもっとも人気の演芸者のお一人でいらっしゃいます。
「次の神田松之丞さんですよ」
実は、そうご紹介をいただき、今回講演が実現したのが、玉川太福さんなんです。
その玉川太福さんが実演を交えて、浪曲について、生の話芸の魅力について、じっくり語ってくださいます。
では、浪曲(ろうきょく)とは何でしょうか?
三味線を伴奏に、物語を語る演芸です。
明治初年に「浪花節」という名称がつき、明治後半から昭和の中頃まで、”諸芸の王者”と言われるほど隆盛を極めた話芸なのだそうです。
ある時代に一気に成り上がり、しかし他の流行の台頭で、一気に下火になってしまう。エンタテイメントの常かもしれません。浪曲はテレビの普及とともに、いまでは一部の愛好家だけのものになってしまいました。
ですが、です。それほど一時代に隆盛を極めたエイタテイメント、面白くないはずがありません。それを伝えてくださるのは新進気鋭の玉川 太福さんとベテランの玉川みね子さん。
ちなみに、玉川みね子さんは亡き師匠の奥様でいらっしゃるそうです。そこにも浪花節が、エピソードがありそうですね。
楽しいに違いない。新しい世界に出会えるかもしれない。さらにはきっと、日本文化を知る・考えるきっかけにもなることでしょう。皆さん、ご一緒に楽しみましょう!(湯川)
・玉川 太福
・浪曲師
・曲師:玉川みね子
・演題:「浪曲というエンタテイメント」
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