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夕学レポート

2019年09月12日

第15回 11/26(火)宮田 裕章先生

hiroaki_miyata.jpg11/26(火)は慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授 宮田裕章先生のご登壇です。
21世紀の石油ともいえる”データ”
20世紀の社会で重要であったのは、あらゆるものの動力となっていた燃料としての石油から、21世紀になり状況は一変しつつあります。物質を伴わないデータという存在が、社会を動かす原動力となっているのです。
データを扱う巨大企業GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の時価総額が、石油メジャー4社の総額を抜き去っていることが、それを如実に表しているかもしれません。
宮田先生は、医学部に籍を置き、医療分野におけるビックデータの活用を進めていらっしゃいます。目指しているのは、医療の質・効率の改善だけでなく、データによる社会変革の実践。
21世紀の石油となったデータを軸にさまざまな価値が生み出され、データによって社会が動く「データが世界を駆動する時代」が到来すると、宮田先生は考えていらっしゃいます。
データによって世界はどう変わるのか。
医療を取り巻くさまざまな問題より、社会システムはこれからどのように変化していくのか。
宮田先生の個性的な風貌はまるで未来からの使者のようでもあり、テレビでも注目です。
先生の挑戦を通して、これからの新たなヘルス・ケアの概念とシステムを考えていきたいと思います。(保谷)
・宮田 裕章
・慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授
・演題:「データ駆動社会における新たなヘルス・ケア」
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