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夕学レポート

2020年06月09日

第3回 7/7(火)大屋 雄裕先生

ohya.jpg7/7(火)は慶應義塾大学法学部 教授 大屋 雄裕先生にご登壇頂きます。
自由と規律。このタイトルに若いころ読んだ岩波新書を思い出しました。
池田潔先生による1949年の著作です。厳格な規律の中で自由の精神は育くまれていく、英国パブリックスクールにおける教育。自由と規律は相反する存在ではないと知りました。ビジネスや社会における自由と規制の関係が重なります。
ところで、この講師紹介を書く今日も私はテレワークです。毎日選択肢なくオフィスに出勤していたころに比べると、自由、規律という言葉を身近に、自分ごとに感じるのです。
では、政府主導による規律、情報技術による規制社会となるとどうでしょうか。21世紀社会、Society 5.0を内閣科学技術政策は、「サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、 経済発展と社会的課題の解決を両立する、 人間中心の社会(Society)」と定義づけます(Soeity5.0“>内閣府の政策 Society5.0)。もちろん経済の発展や社会的課題解決は望ましいことですが、しかし快適で安全な社会は規制ある監視社会であることに私たちはすでに気づき、不安や懸念を抱いているのも事実です。
大屋先生は1974年生まれの40代、いまの時代の法哲学者でいらっしゃいます。Society5.0とはどのようなものなのか、それが社会、経済、生活にどんな影響を及ぼすのか、私たちの自由は守られるのか、大屋先生に解説いただき、皆さんで考えたいと思います。(湯川)
・大屋 雄裕(おおや たけひろ)先生
・慶應義塾大学法学部 教授
・演題:「Society 5.0、における自由と規制」
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