夕学レポート
2020年06月16日
第8回 7/27(月)大室 正志先生
日系大手、外資系、ベンチャー、さらには独立行政法人に至るまで幅広い法人30社以上の産業医を担当しているとともに、「働き方」や「メンタルヘルス」についての深い知見から各種メディアにも引っ張りだこの大室先生。
まさに、ビジネスパーソンの実態に寄り添いながら、現代人の身体、心の健康についてさまざまに提言をされています。
年功序列、終身雇用を大きな軸とした日本企業の家族主義的な歩みは今や昔。「働き方改革」も奏功し、その在り様は大きく変化しているといわれています。
さらには、このコロナ禍にあって、突然の在宅勤務や電子決済など、十分な準備もないままに働き方が激変されている方も少なくないことでしょう。リモートワークが主流になることにより、これまでの日本企業が強みとしてきたメンバーシップ型の仕事の進め方から、成果、結果を重視したジョブ型へと今度こそ必ずや移行されるという声も多く聞こえてきます。
しかし、この変化をアタマでは理解できていても、身体や気持ちがついていかない、大きな負荷がかかるのが動物としての人類というものでしょう。このストレスが、私たち人間にとって何らかの形で大きな歪みが出てくること、大室先生は警鐘を鳴らしています。
ビジネスパーソンとして、企業人、組織人として、私たちができる事、この変化に対応していくために準備しておくことはどんなことなのでしょうか。
今回は、いま、そしてこれからの変化を見据え、企業と個人が健全な関係を持つことについて、そのための心構えについてお話し頂きます。(保谷)
・大室正志(おおむろ まさし)
・産業医
・演題:「企業と個人の健全な関係」
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