KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

混沌の時代を切り拓く
意思決定

個と組織の判断を磨き、
行動につなげる

コロナ禍以降、人口減少と相まって、ビジネスを取り巻く環境は対応不能な事態が日常的に発生することが前提となりました。前例踏襲をしていればひとまず安心だった時代は過去のものになりつつあります。先行きが不透明で、常識が覆るような事態が起こりうる時代には、物事を大局的にとらえ、未来予測を踏まえた意思決定力がより一層不可欠です。

本プログラムでは、人が陥りがちな思考パターンを行動経済学、認知科学、脳科学、組織心理学などから考察し、多様な状況下での意思決定力を磨き、行動につなげます。

対象
  • 自分の意思決定の癖を知り、適切な意思決定ができるようになりたい方
  • 周囲に影響されず、自分の判断に自信が持てるようになりたい方
  • 多様な状況下で求められる意思決定の質を向上させたい方
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2025年
1/16
(木)

18:30-21:30
2025年
1/23
(木)

18:30-21:30
2025年
1/30
(木)

18:30-21:30
2025年
2/13
(木)

18:30-21:30
2025年
2/20
(木)

18:30-21:30
2025年
3/6
(木)

18:30-21:30
参加費

170,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名様まで)

修了基準

全セッションの参加により認定
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。

満席

SESSION

SESSION 1

今、求められる意思決定とは

人の脳や心の科学的理解が進むにつれて、組織や個人における意思決定のあり方は変化してきた。最新の研究も交えた歴史的変遷を学び、今、求められる意思決定を理解する。

SESSION 2

認識の歪みや偏見に向き合う

私たちの意思決定は、気付かないところでさまざまな歪みや無自覚な偏見(アンコンシャス・バイアス)の影響を受けている。それらの内容を理解し、是正する策を身につける。

SESSION 3

組織における意思決定マネジメント

組織による意思決定は、時に判断能力が欠如し大きな過ちにつながる一面も持つ。陥りがちな思考パターン(グループシンク)を理解し、正しい意思決定マネジメントについて学ぶ。

SESSION 4

撤退を受け入れる意思決定マネジメント

優れた意思決定のためには、正しい問いを立てること、集めた情報を元に幅広い選択肢を揃えることと合わせ、撤退を受け入れることも不可欠である。適切なタイミングで撤退を受け入れるために必要な視点を考察する。

SESSION 5

組織の病理に対する意思決定マネジメント

組織の病理は内包され日常業務に忙殺されて気がつかないことが多い。何かの事象が発生し、病理が明らかになったときどうするのか。危機の発生に対し迅速な対応を求められるケースと、徐々に時間を掛けて病理が明らかになるケースの二つのケースから意思決定を考える。

SESSION 6

優れた意思決定の実践に向けて

これまでの学びを基に、過去に自分が下した判断や社会的出来事における意思決定の巧拙について分析を重ね、一層難しくなっている現在の意思決定についてさまざまな角度から考察し、優れた意思決定の実践に繋げる。