KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

最高のチームをつくる
リーダーシップ

観察とフィードバックによる
チームづくり

個性あるメンバーが信頼関係で結ばれ、やる気と感謝にあふれ、共に失敗や困難を乗り越え成長する循環が生まれたとき、チームは最高の成果を出すことができます。

コロナ禍で仕事の進め方やコミュニケーション方法が大きく変わり、働き方や動機づけがより多様となる中、どうしたら最高の成果を目指せるでしょうか。

本プログラムでは、スポーツ心理学と強いチームのパフォーマンス研究に基づく理論とタグラグビー体験を中心とした実践を通じて、職場や組織で“最高のチーム”をつくるリーダーシップを学びます。

対象
  • マネジャー、プロジェクトやチームのリーダー
  • 部門やチームのマネジメントやコミュニケーションに課題を感じている方
  • より有効的にリーダーシップを発揮し、部やチームで成果を出したい方
講師
開催形態

対面(キャンパス)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2024年
10/21
(月)

18:30-21:30
2024年
10/28
(月)

18:30-21:30
2024年
11/11
(月)

18:30-21:30
2024年
11/18
(月)

18:30-21:30
2024年
12/2
(月)

18:30-21:30
2024年
12/9
(月)

18:30-21:30
参加費

170,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名様まで)

進め方

ワークショップ形式です。レクチャーを織り交ぜ、体感・実践を中心に進行します。

当プログラムで実践する「タグラグビー」は、講師が独自に開発・設計した、安全で楽しい体感型チームワーク研修(通称タグラグビー研修)です。制限速度は歩きで衝突禁止、体力や運動能力は問いません。どなたでも安心してご参加いただけます。

修了基準

全セッションの参加とパフォーマンス(取組姿勢等)を評価して認定
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。

受付終了

SESSION

SESSION 1

“最高のチーム” をメカニズムから考える

人間は感情の生き物である。感情は人間関係から生まれ、思考の土台となる。そして思考が行動を選択し、行動の積み重ねがチームを作り、チームの成果を決定する。“最高のチーム”への道のりを、スポーツ心理学に基づく人間の感情・思考・行動のメカニズムからひもとき、アイスブレイクエクササイズやラグビーのパスワークを通じてチームが生まれる感触をつかむ。

SESSION 2

まずはやってみる

人間は体で実感すると脳や心がついてくるものである。チーム発足時は誰もが様子見で始め、段々にやる気の温度差が生じ、うまく回らないものである。それらにどう向き合い、チームを成長させていくか、タグラグビーの実体験と振り返りで学ぶ。

SESSION 3

観察とフィードバックのコツをつかむ

人間を観察する方法には 、“やり方”と“あり方”の2つの視点がある。 やり方はその人の行動や結果から目に見える一方、あり方はやり方の陰に隠れているので観察には工夫が必要である。自身や仲間の“あり方”を観察し、相手が元気になる効果的なフィードバックを実践する。

SESSION 4

個性を生かす場をつくる

人間の長所と短所は表裏一体である。自分では短所と思っていたことが他者から見ると長所であったり、またその逆もあり得る。メンバーが個性を発揮し、その個性が生きたチームとはどういう状態なのか、タグラグビーで体感する。

SESSION 5

多様性の生きたチームをつくる

メンバーの個性が生きてくると、チームに応援しあう関係が生まれる。お互いを認め、信頼や感謝が巡り、個性がチームの多様性に変わる。自身とメンバーの個性を自覚し、多様性を生かしたチームづくりを目指す。

SESSION 6

自分らしく最高のリーダーを目指す

自分の個性を生かせるリーダーは、他者の個性も理解し、生かすことができる。これから自分はどんなチームを作りたいのか、その根底にはどんな志があるのか、自分の個性を自覚し、志を見定め、最高のチームづくりをスタートする。

参加者の感想を見る

参加者アンケート

知的基盤能力マスタリーコース勉強会で開催したワークショップ(2019/4/18実施)参加者の感想です。

  • 体験型のワークショップだったので、積極的に参加することができて、とても有意義でした。ゲーム性が含まれているため、説明時はそこまで本気にならないと思っていましたが、のめりこんでいる自分に驚きました。
  • タグラグビーにチーム作りやマネジメントの要素が多く含まれていることがとても新鮮でした。実際に体験して学ぶ重要性を感じました。今までいろいろな講座に出ましたが、頭で習ったことはどんなに立派な理論でもすぐ抜けてしまう(私の場合)のですが、今回の「体で感じた心のつながり」は絶対忘れないと思います。
  • 室内にも関わらず本格的に体を動かすワークショップを体験できました。短い時間の中でチームビルディングを経験できたことが何より有意義でした。
  • 3時間前を振り返ったときに、クラスが全く違う雰囲気だったことに気づきました。魔法にかけられたような気分になりました。私も職場ではリーダーシップを発揮しなければいけない立場なので、部下の能力を引き出す魔法使いと呼ばれるようになりたいです。
  • 全員が真剣に楽しんでいました。大人になると人は簡単に変われないし動けない、とついつい決めつけてしまいがちですが、気持ちが変われば行動も変わるのではないか?と思うことができました。また、先生のファシリテーションが穏やかでありながらもとても戦略的で、適切で、非常に勉強になりました。
  • スポーツのチームビルディングとビジネスの世界はよく比喩として使われることはありますが、本当に似ていて、それぞれから学びがあるんだなと思いました。また、真のダイバーシティ実現に向けてこうやって世の中で一歩ずつ動きがあることを実感できて、とてもうれしく思いました。うれしいだけではなく、自分の立場であれば何ができるのかも、ちゃんと考えなければいけないと感じました。
  • タグラグビーの面白さ、それが企業でのチーム作りに役立つことを実感しました。日頃スポーツを特にやっていなくても参加できて、単なる論理的や経験の話だけではなく、普段見られないお互いの「特徴」(?)が表に出てくるのが面白かったです。
  • 講師の村田先生のファシリテーションが良かったです。
  • チームを作り、身体を動かし、円陣を組んで声を出す。このような一連の流れを短時間で身をもって体験できたのは自分にとって、斬新で楽しかったです。