自己育成力を高める
リフレクション実践
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成長の鍵は、自己を見つめ経験から学べるかどうか
絶え間ない変化に満ちた環境で、新たな能力を磨き続けるうち、「本当に成長しているのか」「この方向でいいのか」と不安を感じることはないでしょうか。不確実性の中で成果を上げ、キャリアを舵取りするには、日々の経験を成長に結びつける力が不可欠です。
本プログラムでは、その鍵となる「リフレクション」の方法論を学びます。リフレクションとは、経験を俯瞰し、本質的な気づきを得て次の行動に活かすプロセスです。ワークショップを通じて自己育成力を高め、他者との相互成長も促すアプローチを習得します。
- 対象
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- 一般・中堅社員~管理職
- 変化の多い環境で、成長し続けるための視点や方法を学びたい方
- 自分の成長実感を高め、キャリアを主体的に築きたい方
- 講師
- ゲスト講師
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菊池 ゆみこ
(東京大学大学院情報学環・学際情報学府特任研究員、特定非営利活動法人PAVLIC)
- 開催形態
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対面(キャンパス)
- 日程・時間
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1 2 3 4 5 6 2025年
11/6
(木)
18:30-21:302025年
11/20
(木)
18:30-21:302025年
12/4
(木)
18:30-21:302025年
12/18
(木)
18:30-21:302026年
1/8
(木)
18:30-21:302025年
1/22
(木)
18:30-21:30
- 参加費
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170,500円(税込)
→ 割引制度・キャンセル規定
- 定員
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25名(法人派遣は1社につき4名まで)
- 修了基準
全セッションの参加により認定
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。
お申し込み
SESSION
- SESSION 1
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リフレクションへの招待
誰もが自然かつ日常的に行っている「リフレクション」は、教育学の分野で100年以上にわたり研究され、成長を促す鍵として理論化されている。リフレクションが人の成長にどう役立つのかを学術的背景とともに押さえ、ビジネスの現場で活用するための基礎を得る。
- SESSION 2
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心の深層をリフレクションする
自分の意識に上がる部分だけを振り返ると、本質的な課題を見逃し表面的な解決にとどまりかねない。リフレクションの代表的な研究者・コルトハーヘンの方法論を基に、自分や他者の思考・感情といった非言語的な要素にも目を向け、より深い気づきを得る方法を学ぶ。
- SESSION 3
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他者との関わりをリフレクションする
他者との関わりにおいては、非言語的な要素が誤解やズレを生むことがある。演劇ワークショップで具体的なコミュニケ―ションの場面を演じることによって、自分と他者の間にあるズレを体感し、その要因を見つめる。
- SESSION 4
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自分の土台と芯をリフレクションする
失敗ばかり振り返っていると、うんざりして自分の感情すら相手に合わせて変えようとしてしまう。内面(自分らしさ)と外部環境(期待や要請)のバランスを整え、より自分らしく成長するリフレクションを実践する。今の自己に焦点を当て、過去の経験と未来の目標を内省する。
- SESSION 5
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自分を包む世界をリフレクションする
成長のためには、自分の内側を見つめることと同じくらい、自分を取り巻く環境にも目を向けることが重要である。批判的(クリティカル)リフレクションの手法を用い、無意識のバイアスや固着化した風土といった、組織に生じる様々な課題に向き合い働きかける視点を磨く。
- SESSION 6
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他者からの評価をリフレクションする
これまでに習得してきたリフレクション手法を総括する。また、私たちが成長する上で大きな影響を与える「他者評価」と「自己理解」の間にしばしば生じるギャップを見つめ直し、折り合いをつけながら自分らしく成長し続けるための在り方を考える。