多様性の功罪
米国トランプ大統領は、先日の航空機事故(米軍ヘリと民間旅客機の衝突)において「バイデン政権の多様性政策が原因だ」とコメントしました。
私も「相変わらずだなあ」と思いましたが、案の定わが国での報道は批判的論調が多いようです。
一部ネットでは賛同する意見もありますが、「悲劇を政争の具にしている」「時代を巻き戻している」「やはり差別主義者」といった意見が目に付きます。
本日はこの「多様性」について考えていきたいと思います。
しかし最初にお断りしておきますが、私は多様性について一般論としても、また今回のトランプ発言についても、ここでその是非を主張するつもりはありません。
最終的にはこれをご覧の皆さんが判断すべきだと思いますので、私はこのテーマについて皆さんが、そしてメディアが多様性の功罪を判断するための「切り口・視点」、言い換えれば「思考の補助線」を提示したいと思います。
- 2025年2月19日