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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

MCC MAGAZINE

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和泉 悠氏講演「「悪口」の正体~有害言語のメカニズム~」

時は1960年代。アフリカのカラハリ砂漠でフィールド調査をしていた文化人類学者のリチャード・リー氏は、現地の狩猟採集民の人たちへのクリスマスプレゼントとして500キロ超の立派な黒牛を買って届けた。ところが人々は「はぁ?こんな物を食わせる気か」「こんな痩せっぽち」「死にかけの残骸だ」などと口々に罵詈雑言を浴びせてくる。

2025年3月17日
夕学レポート

岡田正大「未来を創るサステナブル経営:持続可能性を競争優位へ」

2030年の達成を狙いとして国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」によって、サステナブル(持続可能性)という概念は一般社会にも広く知られるようになりました。社会課題を解決しながら成長を目指すサステナブル経営は多くの企業にとって喫緊の経営課題となっています。

2025年3月11日
ピックアップレポート

吉澤 幸太(LINEヤフー株式会社 コーポレートコーチ室 エグゼクティブコーチ)

『ふらんす物語』永井 荷風

2025年3月11日
私をつくった一冊

真船 佳奈著『令和妊婦、孤高のさけび! 頼りになるのはスマホだけ?!』『正しいお母さんってなんですか!?「ちゃんとしなきゃ」が止まらない! 今日も子育て迷走中』

今回私が紹介するのは、育児マンガです。と言うと、自分は関心がないなあと感じる方もいらっしゃると思います。
私は目下育児中の当事者なので共感することが多かったのですが、「知らなかった世界を知って、想像力が豊かになる、

2025年3月11日
今月の1冊

「共感」を定義する

「言葉の定義」は思考とコミュニケーションの両面でとても重要。その思いを強くしました。

実は私自身も最近考えていた言葉の定義があります。

それは「共感」。

コミュニケーションにおいても、またコミュニケーションをベースとしたミーティングやコーチング、人材育成などマネジメントにおいても「共感」なくして成立しないと言っても良いでしょう。

さらに昨今のマーケティングにおいても、この「共感」は注目されています。
コトラーの提唱する「H2H(human to human)マーケティング」は「顧客への感情価値の提供」がコンセプトです。
また、私のMCCでの講座である「デザイン思考のマーケティング」も徹底的に「顧客のエモーションレベルのニーズ」を追求することに重きを置いています。

2025年3月7日

多様性の功罪

米国トランプ大統領は、先日の航空機事故(米軍ヘリと民間旅客機の衝突)において「バイデン政権の多様性政策が原因だ」とコメントしました。

私も「相変わらずだなあ」と思いましたが、案の定わが国での報道は批判的論調が多いようです。
一部ネットでは賛同する意見もありますが、「悲劇を政争の具にしている」「時代を巻き戻している」「やはり差別主義者」といった意見が目に付きます。

本日はこの「多様性」について考えていきたいと思います。
しかし最初にお断りしておきますが、私は多様性について一般論としても、また今回のトランプ発言についても、ここでその是非を主張するつもりはありません。

最終的にはこれをご覧の皆さんが判断すべきだと思いますので、私はこのテーマについて皆さんが、そしてメディアが多様性の功罪を判断するための「切り口・視点」、言い換えれば「思考の補助線」を提示したいと思います。

2025年2月19日

阿刀田 高「夢 について考える」

この1月で私は90になりました。こんなに長生きするとは思っていなかったのですがなぜか長生きしてしまいました。もう一回生きると言えば大袈裟ですが、つれづれなるままに生きてきた道を心に呼び戻し、思い出しながら過ごしています。

2025年2月12日
ピックアップレポート

橋本 幸士著『物理学者のすごい思考法』

私には前職で雑貨店の売場での勤務を長く経験したことから身に付いた職業病があります。

  • コンビニの棚で奥まっている商品があるとつい手前に出して揃えてしまう
  • 売り切れの商品を見ると「人気だから売れている」ではなく「人気がないからそもそも仕入れが少ない」のではないかと邪推してしまう
  • 商品自体よりも陳列されている棚に注目してしまう…などなど

2025年2月12日
今月の1冊

奥村 昭博(慶應義塾大学名誉教授)

『Organizations』
J.March and H.Simon(著)

2025年2月10日
私をつくった一冊

田中 聡氏講演「これからのリーダー育成を科学する」

「大人の学びを科学する」研究者と言えば立教大学の中原淳教授だ。私が夕学でその講演レビューを担当させていただいたのは2014年のこと。そして今回、その教え子であり共同研究者である田中聡准教授のレビューを担当することとなった。

2025年2月7日
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