夕学レポート
2015年03月13日
第11回5/28(木) 佐渡島庸平さん
第11回5/28(木)は、(株)コルク 代表取締役社長の佐渡島 庸平さんです。
佐渡島さんが代表をつとめるコルクのコンセプトをはじめて聞いたとき、なるほど、新しい、と思いました。同じ船に乗ってクリエイターをサポートする。新しい才能を発掘・育成していく。創造の発信先は全世界。クリエイターが正当に評価されるための環境。ありそうでなかった新しいプロフェッショナル。
佐渡島さんは、講談社に入社、週刊モーニング編集部に所属。『ドラゴン桜』(三田紀房)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『16歳の教科書』など担当された作品のなかにはたくさんのヒット作があります。10年間の講談社勤務ののち、クリエイターのエージェント会社、コルクを設立します。
10年間、編集という、クリエイティブの最前線でクリエイティブの作品・場面・作者と関わってこられたからこそのプロフェッショナルとしての、クリエイターのサポーターエージェントです。
クリエイティブであれ。クリエイターになれ。すっかり身近な言葉となりました。クリエイトしたものは一時にして世界に伝わり広がる時代となりました。しかしだからといってそれだけ、クリエイトすることが、簡単で当たり前でうまく実現できる、時代であり環境があるというわけではありません。
クリエイターと同じ舟に乗る。とはどういうことなのでしょう。クリエイティブな発想を、創造を、協働をと求められる、私たち現代ビジネスパーソン。私たちにとってのヒントも、皆さんと一緒に見つけられたらと思います。
めったに見聞きすることのできない、クリエイターの方々のライブな現場のお話も伺えそうで楽しみです。
(湯川)
・ 佐渡島 庸平
・ (株)コルク 代表取締役社長
・ クリエイターと同じ舟に乗る
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