夕学レポート
2019年03月25日
第15回 6/14(金)白坂成功先生
6/14(金)は慶應義塾大学大学院SDM研究科教授 白坂成功先生です。
冬休みを米国フロリダ、ケープ・カナベラルの近くで過ごしました。
ここ2年で、街が活気づき、おしゃれになっていて、びっくりしました。スペースXがやって来たから、だそうでした。
産業が活性化し、人が増える、新しいお店や学校、住宅、サービスが生まれ、街が拡大していていく。スペースシャトル中止による失業や治安悪化を心配したことなどすっかり忘れる勢い。宇宙開発は、国の事業から民間のビジネスへと移ったこと、それが時代の流れであること、街で過ごして実感しました。
大学やベンチャー等が超小型衛星を打ち上げられるようになって以来、宇宙開発が通常のビジネスのものとなってきた、と白坂先生もおっしゃいます。
白坂先生は航空宇宙工学、システムエンジニアリングの研究をご専門に、宇宙開発に従事。昨年、ミッション成功で宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)7号機が話題となりましたが、白坂先生は特にこのHTVについて、初期設定から初号機のミッション完了まで、携わられた方です。
“宇宙の宅急便”と呼ばれるこうのとりによって、世界的に日本の技術力や安全性の評価を高めたと聞きます。宅急便という言葉の響きにも、宇宙が私たちのビジネスや生活に近いものになってきている印象をもちます。けれどもその一方で、一生活者としてはまだまだ遠い、宇宙の話。そこで今回です。宇宙開発に従事し、大学院で教鞭をとっておられる白坂先生だからこその解説が伺えそうです。宇宙ビジネスのいまとこれからをじっくり伺いましょう。(湯川)
・白坂 成功先生
・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
・演題:「超小型衛星でかわる宇宙ビジネスの潮流」
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