夕学レポート
2013年03月26日
第17回 7/2(火) 金子啓明さん
第17回 7/2(火)にご登壇いただくのは、興福寺国宝館館長の金子啓明さんです。
金子先生は、長年に渡って東京国立博物館で仏像彫刻の研究をされてきました。
空前の阿修羅ブームを巻き起こし、百万人近い入場客を動員したという東博の「国宝 阿修羅展」やその前年に開催され、これまた大きな話題になった「国宝 薬師寺展」は、いずれも当時副館長であった金子先生が手掛けた企画です。
ちなみに、現在館長をお務めになっている興福寺国宝館は、皆さまご承知の如く阿修羅像が常設されている博物館ですね。
慶應MCCにおいては、2009年にagora講座【アート深耕! 仏像―祈りの造形―】を担当していただきました。
薬師寺、興福寺に代表される白鳳・天平前期は、日本の古代仏教芸術が頂点を極めた時代でした。律令制が整い、中央集権国家体制が完成する過程で、国家の威信と権力の粋を集めた大寺院や数多くの仏像が制作されました。
今回の夕学では、古代の仏像を代表する薬師寺金堂薬師三尊像や東院堂聖観音像などに的を絞りながら、古代人が仏像に込めた思惟を解説していただきます。
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