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夕学レポート

2016年03月31日

第19回 7/7(木) 竹森 俊平先生

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7/7(木)は、慶應義塾大学経済学部 竹森俊平教授にご講演いただきます。
テロ、シリア難民、英国離脱、ギリシャ危機、カタロニアの分離問題、フランスやドイツにおける極右政党の躍進など。竹森先生は講演紹介文のなかで、まさにいま欧州統合が直面している諸問題を挙げてくださっています。私たちの目・耳にも日々ニュースとして入ってくる、進行形の、かつ、どれも規模と影響の大きな問題ばかりです。
さらに竹森先生は、これら問題が「多重的で、複雑に絡み合っている」「多重危機」なのだと指摘されます。
真剣なテーマにそぐわない例ですが昨晩、ネックレスが絡まってしまいました。ほぐれそうだと引っぱったら、かえってノットを固くしてしまい、ようやくほぐれたと思ったらさらに中に二重のノットがあって、思いのほか苦戦しました。バッグのポケットにぽんと入れ、帰宅の道中、ゆすられていただけ、特に何をしたわけでもないのにな。複雑さ深刻さのレベルは比べようもなく異なりますが、絡まる状態の難しさはそういうものだと思い出しました。
なぜこうした問題と危機が起きてしまったのか。どう絡み合っているのか。どうなっていくのか。これからどうなるのか。竹森先生にご講義いただき、皆さんで学ぶ機会としたいと思います。(湯川)
・竹森 俊平
・慶應義塾大学経済学部 教授
・「追い詰められた欧州統合:多重危機を乗り越えられるか?」
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