夕学レポート
2009年09月28日
第21回 1/15(金) ロバート・キャンベルさん
第21回 1/15(金)の講師は、東大教授で、近世から明治時代の日本文学を専門とする ロバート・キャンベル先生です。
流暢な日本語とソフトな語り口で、テレビに登場する機会も多いキャンベル先生。
研究者としての専門は、江戸から明治にかけての漢詩文だそうです。
外国人で、日本文化に造詣が深い人の嚆矢といえば、幕末~明治初期に日本に滞在した英国人外交官アーネスト・サトウが思い浮かびます。
神話から植物まで、ありとあらゆる「日本的なもの」に関心を寄せ、世界で最初の日本学者と呼ばれた人物です。
明治期、日本の伝統文化の由来について質問してくる外国人に対して、「そいうことはサトウに聞け」と他ならぬ日本人が答えたという博学の人でありました。
キャンベル先生は、現代のサトウ氏とも言えるかもしれません。
世界という眼鏡を通して日本を見つめてみると、日本人に見えない風景が見えてくると言います。
今回の講演では、維新前後の日本人が世界をどのように捉えようとしたかを検証しながら、現代の日本社会についても考えてみたいとのこと。
私達が失ってしまった「日本らしさ」「日本ならではのもの」について考えたいと思います。
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