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夕学レポート

2019年04月02日

第21回 7/3(水)鷲田祐一先生

yuichi_washida.jpg7/3(水)は一橋大学大学院経営管理研究科 教授 鷲田 祐一先生のご登壇です。
アップルやダイソンの製品が、優れたデザインで世界的な成功を収めています。これらの企業では、経営の最高意思決定でデザインという要素が重視されていると言われます。
一方で、日本の製造業は技術偏重にて右肩上がりを続けてきたなか、ここ数年で、ものづくり日本としての価値づくりが揺らいでいるとされています。
日本の企業経営の意思決定において、デザインという要素はひどく軽んじられており、企業経営とデザインが結びつくことに着目していない企業もまだまだ多く、大きく出遅れている感があることは否めません。
そこには、日本では「デザイン」という言葉が、色やカタチという狭い意味に封じ込められてしまった歴史ゆえ、本来の「設計」という概念が含まれなくなっているという背景もあるようです。
鷲田先生は、大学卒業後、博報堂に入社し、生活総合研究所、イノベーションラボと消費者研究を続けていらっしゃいました。本来の「デザイン」とは何かを理解されているからこそ、私たちの生活の実態を理解していらっしゃるからこそ、先生のお話には説得力があります。
デザインによる企業経営においての可能性について、事例やさまざまなデータとともに解説いただきます。(保谷)
・鷲田 祐一(わしだ ゆういち)先生
・一橋大学大学院経営管理研究科 教授
・演題:「企業経営とデザインの力」
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