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夕学レポート

2019年09月27日

第24回 1/23(木)庄司 克宏先生

katsuhiro_syoji.jpg1/23(木)ご登壇いただくのは慶應義塾大学法務研究科 教授 庄司克宏先生です。
これを記載している2019/9/26現在、英国議会を10/14まで閉会としたボリス・ジョンソン首相の決定を英国最高裁判所は違法と判断し、イギリスのEU離脱(ブレグジット)問題は今なお揺れに揺れています。
EUもまた、統合史上初めて分裂という事態に直面し、ブレグジットに現れる「脱EU」と欧州ポピュリズム勢力の対EU影響力増大といった「奪EU」という2つの内部リスクを抱え不安定な兆候をみせています。
庄司先生は、EUの法と政策研究の第一人者であり、ブレグジットをはじめとした欧州統合の動向をつぶさに研究していらっしゃいます。
ブレグジットは、世界に何をもたらすのでしょうか。
「主権回復」を選択したイギリスにより、長年にわたって築かれてきた統合欧州の「主権共有」システムは変容するのでしょうか。
各国でポピュリズム政党が台頭しているいま、EUはブレグジット後のイギリスといかなる関係を構築し、また、どのような欧州統合ビジョンを描くのか、最新の動向と知見よりEUのいまを解説いただきます。(保谷)
・庄司克宏
・慶應義塾大学法務研究科 教授
・演題:「欧州統合は「脱EU」と「奪EU」に勝てるか?―ブレグジットとポピュリズム」
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