夕学レポート
2018年04月08日
第24回 7/24(火)飯田泰之先生
7/24(火)は経済学者の飯田泰之先生にご登壇いただきます。
飯田先生は明治大学政治経済学部で教鞭をとり、研究・政策に取り組まれていらっしゃいます。ご専門は経済政策、マクロ経済学、応用計量経済学。内閣府経済社会総合研究所はじめ、政府の委員や政策にも携わられているほか、ニュース番組や討論番組のコメンテーターとしてもご活躍です。
皆さまのなかにはメディアや書籍で、飯田先生のことをお知りになられた方、注目されたきっかけの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
戦後、高度経済成長からの変遷で語られ続けてきた日本経済や経済政策ですが、時代はさらに進みました。飯田先生は1975年生まれで、高度経済成長期後の日本経済のなかで育ってこられた、まさに新しい時代のの若き経済学者でもいらっしゃいます。ご活躍からも、また、発言からもそれを感じます。
日本経済の課題というとまず、人口減少の問題があります。私たち誰もがそう認識しながらも、肌感覚の切実な問題や危機感とまでは至っていないような、その一方で諦めにも近い、悲観的な雰囲気が強い、と感じます。飯田先生も、「巷間語られる人口減少・少子高齢化に関する言説は、悲観が過ぎるものが少なくない」とおっしゃっています。「正しく怖れ、正しく備え、そして人口減少をむしろ日本経済にとって、自身のビジネスにとっての奇貨として行くには何が必要なのか?」と投げかけられる飯田先生ならではの論調、口調でわかりやすくご講義くださることと私も期待しています。これをきっかけに皆さんとじっくり考えたいと思います。(湯川)
・飯田 泰之先生
・明治大学政治経済学部 准教授
・演題:「日本経済の近未来」
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