KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2015年03月31日

第25回7/30(木) 保阪 正康さん

masayasu_hosaka.jpg第25回7/30(木)15前期の最終回です。ノンフィクション作家で評論家の保阪正康さんにご登壇いただきます。
保阪さんはご専門である日本近代史、特に昭和史について研究を重ねてこられ、昭和の事象、事件、人物について多数のノンフィクション、評論、評伝などを発表されてこられました。『昭和陸軍の研究』、『あの戦争は何だったのか』などこれまでにも皆さんもお読みの作品が多数あるかと思います。また、東條英機、瀬島龍三、田中角栄など人物に鋭く迫った作品も話題となってきました。
今回の講演テーマでもある新刊も同様で、発売前から注目され期待されていた一冊です。
「昭和天皇実録」の謎を解く
半藤一利さん、保阪さん、御厨貴さん、磯田道史さん、日本を代表する歴史専門家4人が、御誕生から崩御にいたるまでの、そして1万2000ページにおよぶ、「昭和天皇実録」。この史料を読み解く、というのですから当然のことといえましょう。書店で手に取ったばかり、これから読むところという方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
「昭和天皇実録」は、宮内庁において24年間の歳月をかけて編修され、昨年8月、本文60巻が天皇皇后両陛下に奉呈されました。本文18冊と索引1冊にまとめられ、全19冊、東京書籍より公刊本『昭和天皇実録』として刊行されました。
この膨大な資料や証言から、一体どんなことがわかり、史実と重ねてどうであるのか、これまで書かれてこなかったことこの史料でわかることはどういったことなのか、長年昭和史と天皇の研究を重ねてこられた保阪さんに、じっくりとお伺いしたいと思います。(湯川)
 ・保阪 正康さん
 ・ノンフィクション作家、評論家
 ・演題:「『昭和天皇実録』から何を読み解くか」
 講師プロフィールはこちらです。

メルマガ
登録

メルマガ
登録