夕学レポート
2011年10月04日
第25回 1/31(火) 武石彰さん
第25回 1/31(火)の講師は、京都大学大学院経済学研究科教授の武石彰先生です。
武石先生は、日本を代表するイノベーション研究者のお一人です。一橋大大学院にいらっしゃる頃から夕学にお呼びしようと思っていましたが、ようやく実現することができました。
かつてのベンチャーブームの際にも、MOTが騒がれた時も、新産業育成が国家的課題だとされる現在も、いつもその中心には「イノベーション」の必要性が謳われていました。
さらにいえば、シュンペーターが「イノベーションは新しい結合である」と喝破してから100年。「イノベーション」は企業経営にとっても、経済政策においても、常にド真ん中のテーマでありました。
「イノベーションとは、単なる技術革新のことではない。それは経済成果をもたらす革新のことであり、革新を通じて経済社会を変革することである。イノベーションを実現するには、優れた技術を創造するだけではなく、経済社会に対する主体的、創造的な働きかけが必要である」
武石先生は、今回の講演にあたって、このように述べています。
どうすれば「イノベーション」が起こせるのかというHow toよりも、なぜ「イノベーション」が必要なのかというWhyをじっくりと考えてみたい講演です。
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