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夕学レポート

2021年03月18日

第3回 4/13(火)石川善樹先生

yoshiki_ishikawa.jpg第3回4/13(火)は公益財団法人Well-being for Planet Earth 代表理事、予防医学研究者の石川善樹先生です。
「Well-being」「よりよく生きる」 
この言葉や考え方がここ数年で、ぐっと広まり身近になったことを感じます。人がよりよく生きるとは何か、をテーマに学際的研究を続けられている石川先生のご活躍と貢献があってのことと感じます。
私たちはこの一年、コロナ禍で、生活や仕事の仕方を変えることを求められ、強いられ、また、自ら変えてきました。生活の質という言葉もよく聞こえました。自分が大事にしたいものは何か、自分がこだわってきたものは何か、そのなかで手放せるものは何なのか、考え直す期間となった方、多くいらっしゃることと思います。私もその一人です。
石川先生には2018年に夕学五十講に初登壇いただきました。そのときのテーマは、人生100年時代によりよく生きるとは何か。一生を25歳ごとの春夏秋冬に分けると、50-75歳は若者ではないが、シニアでもない、人生100年時代では50歳からが輝く『サード・エイジ』なのです、と石川先生。その年齢に近づきつつ、生きにくさや疲れを感じていた私は、この表現を眩しさと重さをもって受け止めたことを覚えています。そして、自分のことだけを考え精一杯だった自分の小ささにいま、気づきます。
目線を広く、大きく持とう、社会のなか、地球のうえで、世界で生きている私たちのウェルビーイングを考えよう、今回の演題から石川先生のメッセージを感じます。不安や緊張がいぜん日々を覆っていますが、私たちはさらにその先、希望と意思をもって、自分たちのウェルビーイングを考えるときなのでしょう。石川先生のお考えをじっくりお伺いし、皆さんとご一緒に考えたいと思います。(湯川)
・石川 善樹(いしかわ よしき)
・公益財団法人Well-being for Planet Earth 代表理事
・演題「これからの日本と地球を考える視点:ウェルビーイング」
プロフィールはこちらです
2018年講演のリフレクションはこちら

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