夕学レポート
2010年03月10日
5/12(水) 三谷宏治さん
第7回 5/12(水)の講師は、KIT虎ノ門大学院主任教授の三谷宏治先生です。
三谷さんは、ボスコン、アクセンチュアで20年近いコンサルタントのキャリアを積んだ後に、「四十にして学に志す」とばかりに教育の世界に身を転じられたそうです。
現在は、子ども、親、学生、ビジネスパースンと幅広い方々を対象に、思考法、発想法を教えていらっしゃいます。
子どもから大人まで、三谷さんが注力している育成課題は3つ。「発想する力」「決める力」「生きる力」だそうです。夕学で、人気テーマとして追いかけてきた【仕事と人生の方法論】と、なにやら似ている感じですね。
今回は、特に「発想力」についてのお話です。
「創造力開発」をテーマにした研修・セミナーや書籍は数多くあります。それらの多くは、「発散(拡散)」と「収束」を繰り返す。という普遍的なメソッドに依拠しているものではないでしょうか。
三谷さんは、「発散(拡散)」と「収束」に加えて、「比べる」「ハカる」という考動力を提唱していらっしゃいます。
三谷さんのホームページを拝見すると、三谷流「発想の考動力を使うことで、「白目はなぜ白いのか」「冬はなぜ寒いのか」「空気はなぜ透明か」といった問いに対する「解」を導き出すとのこと。
なにやら面白そうだと思いませんか?
さて、当日は、「ハカって考える」実践として、全員でハサミをつかったワークが用意されているそうです。
ユニークなアイデアが出ないと悩む全ての方にお奨めの講演です。
この講演に関心をお持ちの方は、下記の講演もお奨めです。
・4/12(月)内田 和成
「異業種競争戦略~事業連鎖で読み解く新しいタイプの競争
-昨日の友は今日の敵-~」
・4/28(水)伊東 乾
「音楽の効用、笑いの効用~脳認知の基礎研究から業務マネジメントまで~」<
・5/14(金)小林 弘人
「新世紀メディア論~オープン出版宣言、21世紀の出版と新しいメディアビジネス~」
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