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夕学レポート

2014年03月07日

第5回 4/22(火)戸田奈津子さん

第5回 4/22(火)は、映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんです。natsuko_toda.jpg
大ヒット作、歴代アカデミー賞作品ふくむ、数多くの映画作品の字幕翻訳を手がけてこられました。
その40数年は、私たち日本人が、世界が、ハリウッド映画に魅せられ、感動し、衝撃を受け、憧れ、未来を夢見た、時代の変遷そのものでもあったのではないでしょうか。
「E.T.」「インディ・ジョーンズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「スター・ウォーズ」「シンドラーのリスト」「フォレスト・ガンプ」「タイタニック」「ハリー・ポッター」「アバター」etc… 挙げればきりがありません。皆さんの思い出の映画、大切な映画のなかにも、戸田さんが字幕翻訳された作品がいくつもきっとありますね。
私自身もそうです。初めて映画館でみた洋画は「E.T.」でした。「おうち 帰る」とE.T.がつぶやくシーン。「いつもここにいるよ」のお別れの言葉。大泣きしました。ひらがなとようやく少しの漢字を覚えたころで、必死に画面の字幕を追いかけたこととともに、字幕で読んだいくつかのセリフをいまでも覚えています。
限りある字数に、映画と言葉と思いのすべてを凝縮し、表現し、そして伝える、字幕。戸田さんの映画、英語、字幕翻訳にかける想いをじっくり、お伺いしたいと思います。(湯川)

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