夕学レポート
2013年03月12日
第7回 5/17(金) 長沼毅さん
第7回 5/17(金)は広島大学大学院生物科学研究科准教授の長沼毅先生です。
長沼先生の専門テーマは「辺境に住む生き物の生態を研究する」こと。深海、地底、南極・北極、砂漠、火山等々、いわゆる極限環境が研究フィールドになります。ここ数年は、テレビの情報番組や教養バラエティでお顔を拝見する機会も増えてきました。
地球に生命が誕生して37億年、長沼先生の本を読むと、「おいおい、まさかこんなところにまで」というような場所にも、なんらかの生命が息づいていることに驚かされます。
彼らはなぜ、そんな過酷な環境に生きているのか、あるいは適応してきたのか。
辺境で生き抜く生命の実態を知ることは、地球生命体の頂点に君臨する人類にとっても多くの示唆を与えてくれるものだと考えます。
実は、「長沼先生を夕学に呼ぶべきだ」という声は、地元の広島大学の関係者から何年も前からお聞きしていました。
MCCでは、夕学をネットで配信をする「夕学サテライト」というサービスを提供していますが、広島商工会議所と広島大学の連合体が、広島県でのサテライトの受け手になっていただいていることもあって、熱い推薦をいただいてきました。
ようやくご要望にお応えできたことをお詫びとともにご報告したいと思います。
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