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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2015年09月02日

第8回10/30(金)西條 剛央先生

takeo_saijou.jpg10/30(金)は早稲田大学大学院 商学研究科 MBAコース 客員准教授 西條剛央先生にご登壇いただきます。
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
日本最大の総合支援組織となったこの支援プロジェクト、名前や活動をご存じの方は多いことと思います。
西條先生は、このプロジェクトを設立・運営してこられた方、でもいらっしゃいます。そして、震災から3年後の昨年11月、プロジェクトは、「一定の役割を果たしたと考え、発展的に解散」されました。このことにも西條先生のメッセージがこめられているように思います。
「不平等になるので支援物質が配れない。」
震災後の支援活動のなかで、そんなコメントや現状が報道され、批判されたことがありました。きっとこれはほんの一例。思いで寄り添いたいと思いながらも距離のある一視聴者として、批判に同調することはやさしくとも、活動の真ん中でそうした場面に日々直面し、感情や対立を乗り越え、その先をめざそうと活動されてこられた方々は、どれほど苦労されたことでしょう。西條先生は、”組織災”だ、とおっしゃっています。
人が集まれば、力が総和になるわけではありません。多様な人がたくさん集まれば、それだけに衝突も起こります。形ばかりでチームが機能を果たさないことや、成果を出せない、それどころかマイナスになることもあります。その通り。これまた同調することはやさしくとも、日々の仕事で自分を振り返ると思い当たり、それこそが仕事の難しいところだ、とさえ思います。多様化のすすむ社会、多様性を生かしてこそとの流れ、組織開発の注目、と同時にこれらが言うは易し実践は難し、であることを私たちは実感しています。
学際と実践に基づく、西條先生のチームと組織の最新理論。「構造構成主義」に基づくチーム力。しっかりご講演で学びたいと思います。(湯川)
西條 剛央先生
・早稲田大学大学院 商学研究科 MBAコース 客員准教授 
・演題「チームの力を活かす組織論 ~良い組織作りのための実践的視座~」
講師紹介ページ
本質行動学アカデメイア「いいチームを作りましょうプロジェクト」

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