MCC MAGAZINE
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江國 香織『物語のなかとそと』
江國香織の書く女のひとになりたいと思っていた。洒落たバルコニーのマンションで絶望と暮らしたり(『ウエハースの椅子』)、すねに傷持つ者同士で寄り添ったり(『きらきらひかる』)する彼女たちは、気弱に見えて強かで、頑固なようでしなやかだ。
- 2021年7月13日
- 今月の1冊
「論破王」に対抗する
- 2021年7月7日
エンタメとトレンド
- 2021年6月20日
田中 重人『トトとコト』
9年前まで、慶應MCCに田中君という優秀なサービススタッフがいた。芸術家としての顔も併せ持ち、明け方までの創作活動の後、涼しい顔であっという間に仕事を片付けてしまう。
- 2021年6月8日
- 今月の1冊
高田 朝子(法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授)
『ロスノフスキ家の娘』ジェフリー・アーチャー 著, 永井淳 翻訳(新潮文庫 1983年)
大学1年生の夏休み。もともとジェフリー・アーチャーのファンだったので義務感にかられて買ったのですが、読み始めたら止まらなくなりました。その後、英語でも読みました。
- 2021年6月8日
- 私をつくった一冊
石川 善樹「これからの日本と地球を考える視点:ウェルビーイング」
石川善樹さんには、4年連続で夕学五十講に登壇いただいている。
- 2021年6月8日
- 夕学レポート
安井 元規 「慶應から日本文化を世界に発信 ソーシャルラーニングプラットフォーム FutureLearn」
2012年に英国のOpen University によって設立されたFutureLearn(フューチャーラーン)は、ソーシャルラーニングという、学習者同士の学び合いを重視したオンライン教育プラットフォームです。
- 2021年6月8日
- ピックアップレポート
旅行けば~銀座
銀座はもともと半島だったこと、ご存じでしょうか。
その名も江戸前島。日比谷入江に面した小ぶりな半島の先端にありました。徳川家康公が日比谷入江をどーんと埋め立てて、今の皇居や霞ヶ関のあたりからの地続きになさったそうです。
慶長17年(1612年)、徳川幕府が現在の中央区銀座に銀貨鋳造等を担った銀座役所を設置しました。新両替町という町名でしたが、通称「銀座町」と呼ばれ、呼び続けた結果の明治2年(1869年)、正式に銀座が町名となりました。
- 2021年5月11日
- 今月の1冊
はて?私はいつ「リベラルアーツの頒布会」を申し込んでしまったのだろうか。
営業職である私は悩んでいた。ITがいつの間にかDXと呼ばれるようになるとともに、成績は横ばいから右肩下がりへ。
- 2021年5月11日
- 学びの体験記
都倉 武之「智の歴史と未来 福澤諭吉記念慶應義塾史展示館」
福澤諭吉の生涯と慶應義塾の160年にわたる歴史を紹介する「福澤諭吉記念慶應義塾史展示館」がまもなく開館する。
- 2021年5月11日
- ピックアップレポート