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未来協創マスタリーコース
慶應MCC未来協創マスタリーコースは、
予測不能な未来に向けて、自分や組織、そして社会にとって
必要なことを
達成できるように、
自分自身を変革する場です。
マスタリーとは「熟達」を意味します。未来協創マスタリーコースにおける熟達とは、知識やスキルの習得だけではなく、変革に対応していく「心の成長」です。複数のプログラムを学ぶ中で、多視点を持って常に内省しながら、自身を取り巻く現状と将来、その差や不透明さを捉えていきます。もがき、考え、気づくことを通して学びを楽しみ、自身の人生、そして次の時代のありようを受け身ではなく自ら創造する姿勢を築き、自己の変革を目指します。
お勧めする方
- [企業]
- ・ ビジネスリーダーや後継者の育成を希望する方
- [個人]
- ・ 将来のキャリアを見据えて人間力、社会観を培いたい方
- ・ ビジネススクールで学ぶ意思はあるが時間的に困難な方
- ・ 従来のビジネススクールでは網羅できない分野からも学びたい方
コース概要
キャリア、問題意識、関心領域など個々人のニーズ、また各社の人材育成方針に合わせて学びを設計できます。
- 1. 3つのコースから選択できます
- 2. いずれのコースも参加するプログラムは自由に組み合わせ、設計できます
- 3. 夕学講演会、クロシングにも参加できます
- 4. 学習計画の立案、プログラム選択のアドバイスからコース終了まで、
担当ラーニングアドバイザーが学びをサポートします - 5. 履修生・卒業生を問わず、コース生を対象とした勉強会等を開催し、期を超えた交流の機会を設けています。
1. ニーズに合わせて3つのコースから選択
コース | 履修期間 | 履修内容 |
---|---|---|
エクステンシブ全人格的成長を目指す | 最長2年 |
|
ベーシック2年間知識、スキル、人間力を バランスよく学ぶ |
最長2年 |
|
ベーシック1年間知識、スキル、人間力を 短期集中で学ぶ |
最長1年 |
|
(※)ポイント一覧
ビジネスコアプログラム agora |
すべてのプログラム(agoraは2ポイント以上となる講座もあります) | 1ポイント |
---|---|---|
先端・専門プログラム | ケースで学ぶM&Aの財務戦略、これでいいのか日本の人事!、ジョブ・クラフティング、人と組織の世界観ゼミナール | 1ポイント |
経営人事の仕事論、採用プロフェッショナル養成講座、実践「1on1 」の本質、 | 3ポイント | |
ラーニングイノベーション論、組織開発論、キャリア・アドバイザー養成講座、キャリア・アドバイザー養成講座<アドバンス>、組織版キャリアコンサルティング指導者育成プログラム | 4ポイント |
2. 選択したコースの対象プログラムを自由に選択
- ・ コースごとに設定された対象プログラムを自由に選択し、学習計画を立てられます。学習計画はコース申込時に提出し、ラーニングアドバイザーとの面談で確認・調整の上、履修を開始します。
- ・ 学習計画は履修開始後も状況に応じて変更できます。
3. 夕学講演会、クロシングにも参加できます
- ・ 夕学講演会は、年間30回の定例講演会です(前期4月~7月・後期10月~2月各15回)。日々の業務に埋没せず、自らの知と感性のフロンティアを開拓する絶好の機会として、多くのビジネスパーソンの方々にご利用いただいています。
- - エクステンシブとベーシック2年間コースは2年間で20講演(5講演×4期)を選択(予約)し、受講いただけます。
- - ベーシック1年間コースは1年間で10講演(5講演×2期)となります。
- ・ クロシングは、夕学講演会のアーカイブ視聴をはじめ、ネットディスカッション、公開レッスンなど、参加型コンテンツで新たな気づき、発見、創発をめざすオンライン学習システムです。ネットとPC、スマホ、タブレットがあれば場所、時間を選ばず視聴できます。
- - エクステンシブとベーシック2年間コースは開始日より2年間(1年×2期)受講いただけます。
- - ベーシック1年間コースは開始日より1年間(1年×1期)となります。
4. 学習サポート
- ・ 履修生一人ひとりに担当ラーニングアドバイザーがつきます。ラーニングアドバイザーは学習計画の相談、プログラム選択のアドバイスなどを行いながらコース終了までサポートします。
- ・ 履修生・卒業生を対象とした勉強会等を開催しています。
5. コース修了基準
以下の基準を満たした方に「未来協創マスタリーコース修了証」を発行いたします。
- 1. エクステンシブ:期間内に9ポイントのプログラムに参加し、そのうち7ポイント以上を修了すること。修了基準は各プログラムに準じます。
ベーシック2年間・1年間:期間内にビジネスコアプログラムの中から6プログラムに参加し、そのうち5プログラム以上を修了すること。修了基準は各プログラムに準じます。
- 2. プログラム終了毎に「プログラム参加レポート」、全プログラム終了後に「最終レポート」を提出すること。ただし「プログラム参加レポート」免除を選択した方は「最終レポート」のみで構いません。
参加費
コース | 参加費(税込) | 参考価格(通常参加) |
---|---|---|
エクステンシブ | 990,000円 |
1,567,500 ~ 1,611,500円
|
ベーシック2年間 | 660,000円 |
1,089,000 ~ 1,133,000円
|
ベーシック1年間 | 660,000円 |
1,111,000円
|
- ・法人申込の場合、法人名義の請求書を発行(ダウンロード)可能です。
- ・銀行振込もしくはクレジットカードでお支払いください。
- ・いすれの割引制度も適用されません。
- ・キャンセル規定につきましても必ずご確認ください。
申込概要
対象者
履修期間内に既定の数/ポイントのプログラムを終了し、夕学講演会、クロシングに参加する意欲のある方
- ・ 1コースを複数名で利用することはできません。履修生1名につき1コースお申込みください。
- ・ プログラムへの参加は面談より6カ月以内に開始していただきます。
- ・ プログラム終了毎に「プログラム参加レポート」、また、全プログラム終了後に「最終レポート」を提出いただきます。ただしプログラム参加レポートは貴社の事情(法人派遣)やご要望(個人)に応じて免除可能です。
申込方法・スケジュール
- ・ 申込要項の内容を了承した上でお申込みください。法人派遣の場合は申込責任者(派遣ご担当)がお申込みください。
- ・ 「申込書 兼 学習計画書」をダウンロードし、記入の上、メール添付、郵送、FAXのいずれかにてお送りください。なお、ご提出いただいた書類は返却いたしませんのでご了承ください。
- ・ 申込書類受理後、一次書類選考を行います。二次面談はラーニングアドバイザーとの学習計画相談を含みます。
- ・ 面談より6カ月以内にプログラム参加を開始していただきます。履修期間は参加開始月から2年間(ベーシック1年間コースは1年間)です。
提出いただいた申込書 兼 学習計画書は本コースの運営目的以外で使用することはございません。個人情報の取り扱いについても必ずお読みください。申込に関して不明点等がございましたらお問い合わせください。
申込書類ダウンロード
右下のボタンより申込書類ダウンロードページへ進み、申込要項・申込書類をダウンロードしてください。
「参加者本人が申し込み手続きをする場合」と「申込責任者が申し込み手続きをする場合」では書類が異なりますのでご注意ください。申込要項の内容を了承した上でお申し込みください。ご不明な点はお電話等でお問い合わせください。
参加者本人が申し込み手続きをする場合は「申込書兼学習計画書」を、申込責任者が申し込み手続きをする場合は「申込書」と「学習計画書」をe-mail、郵送またはFAXにてお送りください。折り返しご案内を差し上げます。
申込にあたっては当要項を読み、要件等内容を了承した上でお申し込みください。
ダウンロード、解凍ができない場合はメール(添付)にて申込書類をお送りいたします。お名前、送付先メールアドレスを記載の上、下記アドレスまでご請求ください。
info@keiomcc.com
(慶應丸の内シティキャンパス 未来協創マスタリーコース担当)
お電話でも承ります。TEL: 03-5220-3111
各プログラム・講座への参加について
プログラム(ビジネスコアプログラム/先端・専門プログラム/agora)
- 1. コースごとに設定された選択対象プログラムの内容や時期を検討の上、規定の数/ポイントのプログラムを選択し、申込時点のご希望・計画として「学習計画書」をご記入ください。参加を希望するプログラムの次期/翌年度開催日程が未定の場合は、本年度の内容・開催時期を参考に、可能な範囲でご計画ください。なお、開催日時の重なるプログラムの参加、同一プログラムの複数回参加はできません。
- 2. 面談より6カ月以内にプログラムへの参加を開始してください。参加開始月から2年間(ベーシック1年間コースは1年間)がプログラム履修可能期間となります。
- 3. コース開始後も学習計画は状況に応じて変更可能です。変更希望プログラムの開講2週間前までにラーニングアドバイザーへご相談ください。なお、参加予定プログラムが事情により中止または変更となった場合も、同様にラーニングアドバイザーとの相談のもと学習計画を変更していただきます。
- 4. プログラム終了毎に「プログラム参加レポート」を、コース終了後に「最終レポート」を提出いただきます。ただし、プログラム参加レポートについては希望に応じて免除も可能です。
- 5. やむを得ない事情(転勤、入院等)によりコース継続が困難になった場合、ラーニングアドバイザーにご相談ください。
夕学講演会
- 1. 受講開始時期は申込時期によって異なります。
- 2. 前期・後期各5講演まで希望する講演を自由に選び、受講できます(要予約)。
- 3. 受講予約および受講券の発行は履修生専用Webページより各自で行います。
クロシング
- 1. 開始日より2年間(ベーシック1年間コースは1年間)、夕学講演会のアーカイブ映像をはじめとするオンデマンド視聴、ネットディスカッションに参加できます。
- 2. 受講登録後、各自ログインし視聴します。
※夕学講演会あるいはクロシングをマスタリーコース開始時に選択していたきます。開始後の変更はできません。ベーシック1年間コースは両方参加できます。
未来協創マスタリーコース履修例
※プログラム名称、開催時期は参加当時のものです
“関連づけて学ぶ有効性を実感”
● 飲料メーカー・人事部・30代男性
私は現在、人事制度の企画や個別の人事異動、評価業務などを行っています。そこで、主に「自社の人事施策に生かす」という視点から受講するプログラムを選び、結果的に次のような点を学ぶことができたと思っています。
“関連づけて学ぶ有効性を実感”
● 飲料メーカー・人事部・30代男性
私は現在、人事制度の企画や個別の人事異動、評価業務などを行っています。そこで、主に「自社の人事施策に生かす」という視点から受講するプログラムを選び、結果的に次のような点を学ぶことができたと思っています。
中途採用、人事制度立案における
マーケティング理論の応用方法
安易にHOWを考えるのではなく、
まずWHATを考えることの重要性
なじみの薄いB/S・P/Lの理解と、
役員報酬設計への活用
人事異動や評価の関連で
他部署と相談をする際の
原則立脚型交渉
会議等の実際の業務に
すぐに活用できた
ファシリテーションスキル
意思決定理論をベースとした、
業績評価・原資配分の
新しい方法論のヒント
改めて、6プログラムを修了し振り返ってみると、個々のプログラムで得られたこと以上に、各プログラムで学んだことを関連づけることにより、複数受講したことのメリットを大いに感じています。
例えば、私の業務は主に周囲のさまざまな意見を聞き、生まれたアイデアを検討し、関係者と調整し決定するというプロセスで進められます。この一連の行動において、『マーケティング情報から顧客を読み解く』→『主観を磨く意思決定』→『戦略的交渉力』という個別の講座で学んだ事項がセットでとても有効に活用できることを実感しています。
関連性の高いプログラムが多いので、あるプログラムで学んだことが他の理解を深めてくれ、私自身の考え方や行動全体にもよい影響を与えてくれました。また、意識が高く前向きな他の参加者との交流も、人的ネットワークを広げる点で非常に有意義だったと思います。現在はプログラムで学んだことを日々の実践に活かしているところです。
“総合的に経営知識、
マネジメント力を習得”
● 小売業・常務取締役・40代男性
2年前から会社の役員となったことにより、実務以外に人と物をマネジメントする必要がでてきたため、2006年1月より2007年10月までの約2年間で上記の6プログラムを受講しました。このたびマスタリーコースを修了し、下記の様なことを学ぶことができたと実感しております。
“総合的に経営知識、マネジメント力を習得”
● 小売業・常務取締役・40代男性
2年前から会社の役員となったことにより、実務以外に人と物をマネジメントする必要がでてきたため、2006年1月より2007年10月までの約2年間で上記の6プログラムを受講しました。
このたびマスタリーコースを修了し、下記の様なことを学ぶことができたと実感しております。
ビジネスモデルの成功事例の要因と、
戦略的発想の為の
フレームワークの活用方法
マーケティング戦略における、
マーケティングミックスの重要性と
4Pの関連性の理解
会社の経営診断である
B/S、P/L、C/Fの読み方と分析による、
自社診断と問題箇所の発見と対策
リーダーとしての各個人の
コミットメントの引き出し方と、
組織デザインの方法論
意思決定バイアスの理解と、
意思決定における公正感情と
トーナメント理論のバランス
企業成長の適正なスピードと、
サプライチェーンマネジメントに
おけるドメインの重要性
改めて全6プログラムを振り返ってみて、個々の内容はもちろん、受講した順番もそれぞれの内容がうまくリンクしながら学べたと思います。
ビジネススクールと同等のケースメソッドという授業形態に始めは戸惑いもしましたが、参加者同士で助け合い、2回目のセッションからすぐに慣れて新鮮な気持ちで学ぶことができました。
当社は小売業であり、私は現場の業務から始まり、ここ5,6年で管理職、役員と立場や環境が変わってきました。そんな私にとって『経営戦略―成長のための戦略思考』『ビジネスプロフェッショナルのマーケティング戦略』は、現場サイドから企業戦略立案を考察する上での基本的なことが学べ、『変革時代のリーダーシップ』『主観を磨く意思決定』では、経営サイドとしてのリーダーシップの重要性、組織をまとめていく方法論、また今後おこりうる様々なシーンにおいての重要な意思決定時の方法などが学べました。最後の『経営戦略―イノベーションと競争戦略』では、世代交代における企業変革、経済合理性と企業理念、事業の多角化と戦略修正など、ケースを通じて経営を総合的に学ぶことができました。
また、他の参加者の方々の積極性、学ぶことに対する姿勢にも大いにインスパイアされました。プログラムでの学び以外にも、コミュニケーション能力など自分自身が吸収できたことは非常に多かったと思います。
“自分の弱みの発見と克服、
さらなるステージアップへ”
● 製薬会社・営業企画主任・30代男性
マーケティングセクションに所属している私は、マーケティングに対する自分の考え方、知識、能力に問題意識を持っていたため、「マーケティングについてのプログラムを受講しながら知識や能力を身につける」方法で、これらを解決しようと考えておりました。
“自分の弱みの発見と克服、さらなるステージアップへ”
● 製薬会社・営業企画主任・30代男性
足りない分野の発見から解決策の策定までを網羅
マーケティングセクションに所属している私は、マーケティングに対する自分の考え方、知識、能力に問題意識を持っていたため、「マーケティングについてのプログラムを受講しながら知識や能力を身につける」方法で、これらを解決しようと考えておりました。
しかし、最初のプログラムの最初のセッションで、私には「マーケティングを学ぶための知識・能力(基礎)を身につけてから、マーケティングを学ぶ」ことが必要だと気づき、6プログラムのうち半分を「思考法・コミュニケーション」のカテゴリーから選択しました。
受講したプログラムを振り返ると、マスタリーコースでは「自分の本当の弱点はどこか?それをどのように克服するか?」つまり「問題点の明確化」から「具体的解決策の策定」までを達成できたと実感しています。
現状の確認と解決策の策定
改めて全6プログラムを振り返ってみて、個々の内容はもちろん、受講した順番もそれぞれの内容がうまくリンクしながら学べたと思います。
ビジネススクールと同等のケースメソッドという授業形態に始めは戸惑いもしましたが、参加者同士で助け合い、2回目のセッションからすぐに慣れて新鮮な気持ちで学ぶことができました。
当社は小売業であり、私は現場の業務から始まり、ここ5,6年で管理職、役員と立場や環境が変わってきました。そんな私にとって『経営戦略―成長のための戦略思考』『ビジネスプロフェッショナルのマーケティング戦略』は、現場サイドから企業戦略立案を考察する上での基本的なことが学べ、『変革時代のリーダーシップ』『主観を磨く意思決定』では、経営サイドとしてのリーダーシップの重要性、組織をまとめていく方法論、また今後おこりうる様々なシーンにおいての重要な意思決定時の方法などが学べました。最後の『経営戦略―イノベーションと競争戦略』では、世代交代における企業変革、経済合理性と企業理念、事業の多角化と戦略修正など、ケースを通じて経営を総合的に学ぶことができました。
また、他の参加者の方々の積極性、学ぶことに対する姿勢にも大いにインスパイアされました。プログラムでの学び以外にも、コミュニケーション能力など自分自身が吸収できたことは非常に多かったと思います。
“社内導入の検討をきっかけに目覚めた
「学び」の欲求”
● メーカー・営業本部長・50代男性
慶應MCCとの出会いは、社員派遣を検討するために参加した、2008年6月の『戦略的交渉力』でした。このプログラムをきっかけに、長い間眠っていた「学び」への欲求が目覚めました。50代という年齢に、今さら?と思いながらも、学びたい欲求に勝てず、マスタリーコースを受講することにしました。
“社内導入の検討をきっかけに目覚めた「学び」の欲求”
● メーカー・営業本部長・50代男性
慶應MCCとの出会いは、社員派遣を検討するために参加した、2008年6月の『戦略的交渉力』でした。このプログラムをきっかけに、長い間眠っていた「学び」への欲求が目覚めました。50代という年齢に、今さら?と思いながらも、学びたい欲求に勝てず、マスタリーコースを受講することにしました。
『グローバル・リーダーシップ』と『経営戦略―イノベーションと競争戦略』では、大企業のケースの内容を、そのまま自社に適用できることは少なかったものの、同業他社との差別化、優位性をうち出すこととはできると思いました。幸いなことに、当社には優秀な人材が在籍していますので、この人材を仕事上で学習させ、もっと優秀な人材にすることが私の使命であると感じました。
また、この2プログラムによって、経済、経営関連の書籍の面白さに目覚め、現在は社内で「國枝図書館」なるものを開設し、社員の啓蒙を図っています。
『目に見えるロジカル・シンキング』では、これまで経験則で判断してきた自分に気づかされました。ロジカルとは、長い間に完成された知恵を使 い、客観的に整理して誠実に考える方法だと理解しました。日々の業務で実践中です。
『ビジネスプロフェッショナルのマーケティング戦略』は、「マーケティングとは宣伝のやり方だ」という程度にしか考えていなかった、典型的な中小企業の管理職の私にとって、自分自身の営業戦略に疑問を持つきっかけとなる新鮮な講座でした。
『会議ファシリテーション』で得たことは、積極的に社内で実践しています。大型のコピーボードを導入し、すべての社内会議と打ち合わせはホワイトボードを使用しています。営業会議ではプロジェクターとコピーボードを連動して運営し、会議に参加していないメンバーや他部署への連絡にはレジュメを活用しています。これらによって、議題の5W2Hが明確になり、結果、会議の質が向上しました。大変役立っています。
『協奏チームコミュニケーション』では、人への優しさを学びました。「人には無限の可能性がある」ことを信じ、「チームも無限の可能性をもっている」と確信を持ち、メンバーの話を傾聴し、「協奏」するチームを作っていく・・・またまた新しい出会いでした。
私は受講生の中では最年長のことが多かったのですが、20代、30代の若い方とも交流させていただき、大変刺激を受けました。まだまだ「学び」を継続しないといけないと感じていますし、社員にもやる気を出させていくつもりです。
“仕事をもっと面白く、
充実させるための基盤をつくる”
● 外資系生命保険会社・営業支援・30代女性
6つのプログラムを終了したところで、マスタリーコース応募の際に提出差し上げたレポートを読み返してみました。そこには、当時(リーマンショック直後)、十分な知識を身につけていないまま企画の仕事を担当していたことに不安を覚えている自分がいて、なんとか現状を打破しようと思い、マスタリーコースでの勉強の場を通じて自信を持って自分の強みと言える基盤を作りたいと強く思っている自分がいました。
“仕事をもっと面白く、充実させるための基盤をつくる”
● 外資系生命保険会社・営業支援・30代女性
6つのプログラムを終了したところで、マスタリーコース応募の際に提出差し上げたレポートを読み返してみました。
そこには、当時(リーマンショック直後)、十分な知識を身につけていないまま企画の仕事を担当していたことに不安を覚えている自分がいて、なんとか現状を打破しようと思い、マスタリーコースでの勉強の場を通じて自信を持って自分の強みと言える基盤を作りたいと強く思っている自分がいました。また、女性としても、30代に突入し、何か焦っている自分がいました。
マスタリーコースのプログラムを通じて私の想いは叶えられたのでしょうか?
答えはYESです。マスタリーコースでの勉強の機会にとても満足している自分がいます。
ただ、マスタリーコースが完了したということで満足するのではなく、マスタリーコースではこれから成長するための基盤ができたということを認識すべきで、これからが正念場だと痛感しています。
足を進める前に、ここで一度、マスタリーコースを通じて何を身に付けられたか、何に気づいたのかを振り返りたいと思います。
まず、『サービス・マーケティング』と『マーケティング情報から顧客を読み解く』では、担当している業務にすぐに直結する知識を身につけることができました。特に、『マーケティング情報から顧客を読み解く』の授業では、調査の仕方、企画の立て方などを消費者視点から考える気づきがありましたし、そもそも消費者視点とはどういう視点なのか、ということをネズミ捕りのケースやマヨネーズの営業戦略等のケースで体得することができました。アンケートの取り方も、どうしたら書いてもらえるのかを考えるきかっけを与えていただき、すぐに業務に活かすことができました。この2つのプログラムだけでも自身の発言、企画に自身が持てるようになりました。
次に、『ビジネスデータ分析』は、『マーケティング情報から顧客を読み解く』の受講直後に挑戦したこともあり、マーケティングでは欠かせない事前調査や結果分析をする際に自分でどう調査するか、他人に調査を任せたとしてもどこを見ればいいのか、何を依頼したらよいのかを見分けるポイントに気づきことができました。
この講義の後には、現在、お客様に実施しているアンケートを見直すことができ、お客様サービスの改善に活かすことができました。
そして、他には、『会計情報から経営と読み解く』『戦略的交渉力』『経営戦略-イノベーションと競争戦略』を受講しました。この3つは、それぞれ意義があったと思います。
『会計情報から経営を読み解く』では、それまで何気なく読んでいた日本経済新聞の決算記事を、意識して見るようになりました。比較方法のテクニックを身に付けられたことはもちろん、業界ごと、会社ごと、製品ごとの戦略の違いがどのように決算書に現れるのかに気づけたことは大きな収穫でした。特に、日本のスターバックス社とドトール日レスホールディングス社の違いはわかりやすいケースでした。
『戦略的交渉力』では、交渉にも学問があり、またテクニックがあり、交渉のゴールは勝ち負けではなく、発展的な関係を気づくことであるという、目から鱗の気づきがありました。
それまでの交渉は、相手から勝ちを取ること、または、競合他社からのパイを取ることをゴールとしがちですが、今は、相手との協力関係を築き市場を大きくすることを意識できるようになりました。
『経営戦略-イノベーションと競争戦略』では、今の自分の視点より、より高い視点で会社・仕事を考えられる気付きがありました。変化の激しい世の中で企業が存続し続けるためのポイント(事業ドメインの変革、イノベーション・マネジメント、グローバル競争におけるポジショニング、企業戦略とイノベーション、持続的競争優位の源泉、企業変革とリーダーシップ)をケースやグループディスカッションを通じて大いに学びました。視野が大きく広がったことと思います。
以上、6つのプログラムを受講した結果、当初心がけていた総合的・体系的な学習ができ、バランスのとれた「T字型」人間に近付けたのではないでしょうか。それに、各プログラムでの予習や、ディスカッションを通して、知識以外のスキルも向上したと実感しています
最後に、どのプログラムでも、最先端の事例を教えて下さり、気軽に質問をさせてくださった講師の方々、一緒に議論を交わしたことでたくさんの気づきを与えてくれたクラスメートの存在、どんな些細な相談にも乗ってくださったMCCのスタッフの皆様に、感謝申し上げています。どうもありがとうございました。
“「組織の外で学び直す」ことによって
経営観を鍛える”
● 専門学校・専任教員・30代男性
私がマスタリーコースに参加した最大の目的は、経営に関する知識のアップデートでした。当初は独学でさまざまな努力をしたのですが、自分の問題本質を見極めるための視点・視野自体がすでにアウトデートであり、本当にすべき事は「総合的・体系的な学び直し」を「組織の外」で行う事だと気づいたとき、出会ったのがマスタリーコースでした。
“「組織の外で学び直す」ことによって経営観を鍛える”
● 専門学校・専任教員・30代男性
私がマスタリーコースに参加した最大の目的は、経営に関する知識のアップデートでした。当初は独学でさまざまな努力をしたのですが、自分の問題本質を見極めるための視点・視野自体がすでにアウトデートであり、本当にすべき事は「総合的・体系的な学び直し」を「組織の外」で行う事だと気づいたとき、出会ったのがマスタリーコースでした。
プログラムの選択は
1. 論理的思考法と経営的戦略理論に関する知識のアップデート
2. 事象検証に求められる分析眼の鍛え直し及び問題本質の追及力・考察力の向上
の2つの目標に沿って検討し、特に「思考・コミュニケーション」分野を重点的に取り組みました。従来の物事の見方・捉え方を根本的に見直し、解釈や問題認識の持ち方を意識したことで、問題の本質を多角的に捉える事ができるようになったと実感しています。その後の意思決定や判断の質も向上し、分析眼を鍛え直すことができました。
また『経営戦略―イノベーションと競争戦略』では、財務情報から企業経営の特性を引き出す経験に強い衝撃を受けました。これを機にコース後半では会計のプログラムに参加し、中級適度の会計情報までは読み解けるようになりました。
最後は、ビジネスコミュニケーションの必須項目ともいえる『戦略的交渉力』を選択しました。経営戦略の観点や財務的視点を交えつつ、模擬交渉において創造的選択肢を思案する中で、自分自身の判断力や推測力が一段と強化されたと思います。
学校教員は、生徒の就職を支援する役割も担っており、特に専門学校では2年という短い期間で集中的に職業教育を行わなければなりません。そのため、常に時代の潮流を踏まえた指導をする必要があります。
昨今、企業の求める人材像に「自分で考えて主体的に行動できる人」が頻繁に挙げられていますが、何故そういう人になる事が大切なのかを生徒に伝えていくためにも、私自身がまず企業の重視する思考・論理とその経営的価値観を再学習する必要がありました。私にとって、慶應MCCで得た思考法、経営戦略、財務分析に関する理解は、教育現場に必要な最新の知識としてだけでなく、いまの企業の価値観を生徒に伝え、仕事の意味を理解させる事にも大いに役立っています。
最後に、『夕学講演会』から20講演も受講できた事も自分自身を磨く絶好の機会となりました。経営に関わる思想的な部分にまで踏み込んで、知性と感 性を磨く事ができたと実感しています。慶應MCCに通った約1年半の間に、国内外の政治・経済動向のうねりや東日本大震災後の混乱を目の当たりにしつつ、さまざまな企業の方と交流を持ち、先生方の指導を受けた事は、自分自身にとって間違いなく知性の養生となりました。
“常に柔軟さを心がけ、
変化の時代を楽しむ”
● 40代男性
私は【最新のマネジメント手法の取得】と【現在実践しているマネジメントの振り返り】を目的に参加しました。過去に、短期大学で経済学やマネジメントの基本などを学び、今も非常に役立っていますが、経験則や基礎学習範囲のマネジメントで日々の業務を行っている自分に気づき、新しい知識・考え方に触れることでそれらを打破し、変化に対応する柔軟さを取り入れようと思ったことがきっかけです。
“常に柔軟さを心がけ、変化の時代を楽しむ”
● 40代男性
私は【最新のマネジメント手法の取得】と【現在実践しているマネジメントの振り返り】を目的に参加しました。過去に、短期大学で経済学やマネジメントの基本などを学び、今も非常に役立っていますが、経験則や基礎学習範囲のマネジメントで日々の業務を行っている自分に気づき、新しい知識・考え方に触れることでそれらを打破し、変化に対応する柔軟さを取り入れようと思ったことがきっかけです。
プログラムは、マネジメント系を中心に、リーダーシップを織り交ぜて選択しました。『戦略実行マネジャー』では、4つの幅、人材ポートフォーリオ、ソシオメトリー等の知識向上につながり、特に人材ポートフォーリオについて、総合的にわかりやすく整理できる手法を習得できました。
『変革の時代のリーダーシップ』では、キャリアの自己診断において、現在の自分の立場とめざす姿の一致が確認でき、『プロジェクトマネジメント』はPMBOKというマネジメント手法が自分の業務だけでなく部下の指導ツールにも活用でき、非常に有益でした。『ケースで学ぶ意思決定』では、自分の判断傾向が結果的に無難な選択技を選択していることを再認識し、ときに、無難な選択=なにもしないに等しい・大きなチャンスを逃すという言葉には非常に納得させられました。これら4プログラムは比較的体系的に学ぶことが多く、当初の目的どおりに納得感のある学びができました。
そして、異なる角度からのマネジメントスタイルの習得および振り返りを目的に参加したのが『主観を磨く意思決定』と『リーダーのための仕事哲学』です。「意思決定とは意識と無意識の折り合いである」「人間は理屈では意思決定できない」といった、これまでの4プログラムと対極するような発見があり、双方に参加したことでより深く学べました。最後の『リーダーのための仕事哲学』は、人生観・世界観というものを深く考えさせられる内容でした。常に数字ありきの意思決定を迫られる場面が多いのですが、関わる人たちの想いに主眼を置くと、異なる意思決定の指標を持つことができたので、忘れずに実践したいと思います。
働きながら学ぶことは、時間のやりくりなど大変なこともありましたが、学んだ内容をすぐ業務に反映できたり、部下の教育資料に応用できたりと、当初の参加目的以外にも役立つ場面が多々あり、とても有意義でした。テキストは今もことあるごとに目を通して活用しています。今後も定期的に知識や情報をアップデートし、変化の時代を楽しめるくらいの自分でいられるよう、学びを継続していきたいと思います。
キャンセル規定等
キャンセル規定
面談後、弊社より送付する「未来協創マスタリーコース参加のご案内」をもって正式な参加申込といたします。案内文面に記載された発行日が参加申込日となります。参加申込日を含む8日間以内に参加取消の連絡をいただいた場合、一切の料金は発生いたしません(例:申込日が1日の場合、8日まではコース取消料・キャンセル料ともかかりません)。
参加申込日より9日目以降の参加取消および参加期間中の中止の際は、コース取消料と下記の規程に基づくキャンセル料をお支払いいただきます。
- 1. 未来協創マスタリーコース取消料:1万円(税別)
- 2. 参加予定プログラムのキャンセル料
- - 最初に参加するプログラムの開講28日前まで:キャンセル料金は発生しません
- - 最初に参加するプログラムの開講27日~21日前まで:未来協創マスタリーコース参加費の30%
- - 最初に参加するプログラムの開講20日~14日前まで:未来協創マスタリーコース参加費の50%
- - 最初に参加するプログラムの開講13日前から:未来協創マスタリーコース参加費の全額
- ・ すでにお支払いただいているコース料金との差額の返金または請求となります。
- ・ プログラム(ビジネスコア/先端・専門/agora)開始後の返金はいたしません。
- ・ いかなる場合も参加費の支払いのないことをもってキャンセルとはみなしません。キャンセルの際は必ずご連絡ください。
個人情報の取り扱いについて
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