KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

共創の時代をリードする
マーケティング戦略

サービス・マーケティングで価値共創を実現する

顧客や関係者を巻き込み、価値を生み出す=「共創」の実現のため、サービスに注目する企業が増えています。背景には持続可能な社会の実現に加え、商品単体での競争が厳しさを増す中、付随機能や差別化の手段として、サービスを捉え、自社の強みに変えたいという各社の思いがあります。

本プログラムでは、サービスを活用した新しいビジネスモデルの構築や差別化の実現について、サービス・マーケティングの枠組みから考えます。

 

当プログラムでは「サービス」を飲食、宿泊、観光、レジャー産業に限定せず、金融や保険、情報、教育、医療、介護、不動産、運輸、物流、インフラ、製造業におけるサービス化まで、有形・無形にかかわらず企業と顧客が一緒になって創出する価値の総称として捉え、扱います。

対象
  • 中堅社員~管理職
  • 事業企画、経営企画、企画、開発、営業部門の方
  • 商品の付随機能や差別化手段としてサービスの活用を検討したい方
  • サービス・マーケティングの考え方を事業・商品戦略に取り入れたい方
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2025年
7/22
(火)

18:30-21:30
2025年
7/29
(火)

18:30-21:30
2025年
8/26
(火)

18:30-21:30
2025年
9/2
(火)

18:30-21:30
2025年
9/9
(火)

18:30-21:30
2025年
9/16
(火)

18:30-21:30
参加費

170,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名まで)

進め方

セッションはケースメソッドにて進められます。「個人研究(事前課題)→グループディスカッション→全体ディスカッション→まとめ・レクチャー」の流れとなります。個人研究ではケースを読み込み、ディスカッションの準備をします。毎回読み切りスタイルで進めますが、前回学習したことは次回の前提となります。

修了基準

全セッションの参加により認定

欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。

プログラム
お申し込み

SESSION

SESSION 1

共創の時代に求められるマーケティングとは

サービス業に限らず、商品の付随機能、差別化手段としてサービスに注目する企業が増えている。

今、なぜサービス・マーケティングが重要なのか。製造業のサービス化事例も交え、背景と基本概念を理解する。

ケース

ビジネスモデルのイノベーション:ミシュラン・フリートソリューション―タイヤの販売から走行距離の販売へ

SESSION 2

サービス品質の理解と顧客満足度の向上

形がない、バラつきがある、在庫を持てないといった特性を持つサービスで顧客満足を向上させるには、品質理解が欠かせない。

高い顧客満足度で高業績を上げてきたエムケイタクシーの取り組みから考察する。

ケース

エムケイ株式会社

SESSION 3

サービスで向上する顧客ロイヤルティ

自社に愛着や信頼を寄せ、長期的に利用してもらうためには、顧客を見極め、期待を上回る施策を打つ必要がある。

ホテル業界の事例を通じ、費用対効果について定性・定量から顧客ロイヤルティ向上策を検討する。

ケース

ローズウッド・ホテルズ&リゾーツ:顧客の収益性と生涯価値を高めるブランド設定

SESSION 4

サービスで実現するイノベーション

顧客から長期的な支持を得るためには提供プロセス全体に目を向けるサービス・デザインの視点が重要になる。

IDEOの事例を通じて、サービス・デザインを介して顧客を惹きつけるイノベーション実現の方法を学ぶ。

ケース

IDEO

SESSION 5

効果と効率を両立させるサービス・マネジメント

在庫を持てないサービスにおいて効果と効率を向上するには、需要と供給のコントロールや標準化が重要になる。

インドの眼科病院の事例から効果と効率を向上するサービス・マネジメント検討する。

ケース

インド・マドゥライのアラヴィンド眼科病院:視力への貢献

SESSION 6

まとめ:テクノロジー活用によるサービスの新展開

顧客行動や社会の仕組みを変えるテクノロジーを、どのように活用し、競合と差別化するか。

ぐるなびの事例を通じて、テクノロジー活用によるサービスの新展開を検討する。

ケース

株式会社ぐるなび