KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

プロジェクトマネジメント
[9月/A日程]

実践的な
プロジェクトマネジメント知識と
スキルを習得する

変化の激しい時代の中で臨機応変に対応しながらプロジェクトを成功に導くマネジメントのあり方を学びます。

リモートワーク・ハイブリッドワークの普及に伴い、ますます多くの仕事が「プロジェクト型」での進め方となってきており、プロジェクトマネジメントはビジネスパーソンにとって必要なスキルとなっています。

プロジェクトには、業界・企業・職種ごとの独自性がありますが、本プログラムではプロジェクトマネジメントにおける世界標準の知識体系である「PMBOK」(Project Management Body Of Knowledge)の体系的な理論や定石の解説と演習、そして事後課題への個別のフィードバックを通じてご自身にとって最適なプロジェクトマネジメントの実践をサポートします。

※本講座はPMP資格受験対策用の講座ではありませんのでご注意下さい。

対象
  • 組織横断型のプロジェクトチームやタスクフォースのマネジメントを担う方
  • プロジェクトマネジメントの標準手法を身につけたい方
  • プロジェクトマネジメントの経験があり、自身のやり方・進め方を再整理したい方
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2024年
9/26
(木)

18:30-21:30
2024年
10/10
(木)

18:30-21:30
2024年
10/24
(木)

18:30-21:30
2024年
11/7
(木)

18:30-21:30
2024年
11/21
(木)

18:30-21:30
2024年
12/5
(木)

18:30-21:30
他の日程
参加費

170,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名まで)

進め方

本プログラムは、プロジェクトのプロセスごとにセッションを進めていきます。このことにより、実際のプロジェクトの進行に則した形でプロジェクトマネジメントを学ぶことができます。

各セッションは原則、「理論の習得」→「演習を通じての実践」→「まとめ」という形式で構成されています。また、「演習を通じての実践」では、擬似プロジェクトのマネジメントを行っていただきます。擬似プロジェクトでは、プロジェクトの立上げから計画、管理・運営の手法、および実際に起こりうる課題とリスクに如何に対処するかを学びます。

修了基準

全セッションの参加とパフォーマンス(取組姿勢等)を評価して認定
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。

満席

SESSION

SESSION 1

プロジェクトマネジメントの概要を理解する

プロジェクトマネジメントを行うために必要な概念、知識を、レクチャーと身近な演習を通じて体系的に習得する。

  • プロジェクトとプロジェクトマネジメントの位置付け
  • プロジェクトマネージャーのミッションと必要なスキル
  • PMBOKをベースとしたプロジェクトマネジメントの全体像
    • 12の原則と8つのパフォーマンスドメイン
    • 5つのプログループと10個の知識エリア
演習テーマ

プロジェクトの成功とは何か/プロジェクトマネジメントに必要な要素を理解する

SESSION 2

目標とゴールを設定し、ステークホルダーを明確にする

プロジェクトの立ち上げは、プロジェクトの土台固めとして極めて重要なフェーズである。当セッションでは、レクチャーと擬似プロジェクトでの演習を通じて、プロジェクトの立上げ手法を習得する。

  • プロジェクト憲章
  • プロジェクトの目的と目標の設定と共有
  • ステークホルダー分析
演習テーマ

[演習テーマ]プロジェクト憲章作成

SESSION 3

作業計画を策定する

スケジュールやコストといった直接的なプロジェクトの管理指標を「無理なく」「無駄なく」「漏れなく」策定する計画手法を、レクチャーと演習で習得する。

  • タスクの洗い出しとスケジュールの作成
  • WBS(Work Breakdown Structure)
  • コストの見積り
演習テーマ

WBSとスケジュール作成

SESSION 4

円滑・柔軟に進捗を管理する/プロジェクトの危機を未然に防ぐ

プロジェクト管理・運営の基礎となる進捗・課題管理の手法を習得する。プロジェクトに問題が発生してから事後対処するのではなく、危機を未然に防ぐ「事前予防型のマネジメント」の手法についても、レクチャーと演習で習得する。

  • 進捗管理
  • 課題管理
  • リスク管理
演習テーマ

課題管理/リスクの洗い出しと評価、およびアクションプランの策定

SESSION 5

円滑なコミュニケーションを実現する

プロジェクトのトラブルの原因の多くに「コミュニケーション不足」が挙げられる。コミュニケーションを円滑にするために、プロジェクトマネジャーが取り組むべきコミュニケーションマネジメントを学び、実践に役立つスキルを習得する。

  • コミュニケーションプラン
  • レジスタンスマネジメント
  • 「Lesson Learned」の蓄積
演習テーマ

コミュニケーションプランの作成/レジスタンスマネジメント/ Lesson Learned の蓄積と活用(Keep/Problem/Tryの実践)

SESSION 6

チームのパフォーマンスを最大化する

プロジェクトチームのパフォーマンスを最大化するチーム編成・育成・マネジメント手法と、おろそかになりやすいプロジェクト終結時の作業を習得する。

  • プロジェクト組織図と役割分担
  • チーム育成
  • コンフリクトマネジメント
  • プロジェクト終結
  • 全体のまとめ
演習テーマ

責任分担表作成/コンフリクトマネジメント ・KPTを用いた、今後のアクションプラン作成

参加者の感想を見る

参加者アンケート

  • 監査チームの中心に放り込まれたものの、プロジェクトマネジメントを体系的に学ぶ機会がなくうまくチームを回せていない状況でした。部分的ではあるものの、少しずつ改善するための行動を取ることができたのでよかったと思います。毎回わかりやすい講義をありがとうございました。FBが具体的で「気づき」になる内容で、自分の業務に活かすにあたり大変参考になりました。
  • プロジェクトマネジメントの全体感を理解でき、現在かかわっているプロジェクトで不足している観点が明確になりました。プロジェクトマネジャーの経験はまだありませんが、メンバーとして参加しているプロジェクトの良い点、悪い点が明確になってきました。プロジェクトメンバーとしてセルフチェックをするときにもこのプログラム内容を活用しています。
  • 大変勉強になりました。グループワークと個人ワークの両方を実施することで、より理解が深まったと思います。意識して実践しようと思います。
  • 実践的で実務に役立つ内容でした。授業中に実践演習の場が設けられていたのでより真剣に取り組めました。課題提出が徹底できなかった点は申し訳なく、自分としても残念ですが、各セッションを通して学んだ事柄は”気づき”となるものでした。
  • 演習が多く大変でしたが、とてもわかりやすい講義で理解を深めることができました。また、課題のフィードバックもわかりやすく、仕事に生かしていくイメージを描けました。さっそく進捗表を作成し、他部署との共有を始めています。
  • 実践的な内容で、現在ぶつかっている業務課題の解決へのヒントをたくさんいただき、確実に業務に役立ちました。ISO22000食品安全マネジメントシステムの半期レビューで、スコープの見直し、ゴールの再設定につなげることができました。先生の様々なエピソードには大変勇気づけられました。
  • プロジェクトマネジメントの要点を簡潔に講義していただき、また、グループ学習を通じて記憶に残る進め方もよかったと思います。不出来な宿題にもご丁寧なコメンントをいただき、参考例も見せていただきありがとうございました。先生の経験をもとにしたお話しは特に分かりやすかったです。マネジメントのためのツール例がたくさんあるとイメージが湧いて参考になります。
  • 先生の貴重な体験にもとづく解説は理解しやすかったです。演習はプロジェクトのトレーニング以外の演習・課題もやりたかったと感じました、
  • 自分自身が直面している苦労している点について、考え方や対処方法を学べ大変役に立ちました。
  • 理論と現実的な話を分けて説明していただけたのでわかりやすかった。たくさんの事例とご経験から、IT業界以外に通用するポイントをわかりやすく解説していただけました。
  • プロジェクトマネジメントの中でも必要となるものが重要度別で把握でき、「すべてを一気にやらなければいけない」というプレッシャーがなくなりました。
  • 体系を整理してわかりやすく説明いただけたのがよかった。グループワークが必ずあり、実践的であったこともよかったです。このプログラム開催期間と、担当しているプロジェクトの火消しが重なってしまったので、授業への取り組みは不完全燃焼なところがあり心残りですが、毎回の学びはとても心の支えでした。もっと実践してプロジェクトの成功率をupさせていきたいです。
  • ほぼ0からのスタートでしたが全体像が理解できました先生の経験をふまえてお話しいただけたのがとても印象に残りました。
  • プロジェクトマネジメントを基礎から学べました。また、先生の事例がわかりやすく、非常に記憶に残りました。コンサルティング活動自体にも興味があったので、第一線で活躍されている先生のお話を聞けて勉強になりました。
  • 1日や2日の集中講座ではなかったので、時間を経るにつれ意識が強まった。課題の添削は回答、意見を実際の仕事に置きかえていただけたのがありがたかった。的を得た質問への回答も印象的でした。
  • プロジェクトを進める上で、全体像を事前に把握する必要性や、リスクに対する優先順位を評価するなど、新たな気づきが勉強になりました。
  • 体系立てて考えられる構成だったと思います。今までの自分の進め方に自信を持てたところ、足りないと認識できたところ、とても有意義でした。
  • 演習があったのでグループワークができて、みなさんと仲良くなれて良かった。講義内容もわかりやすかったです。時々話していただく講師の仕事の話はイメージしやすかったです。
  • ふんだんにケーススタディを導入することで、イメージを具体化できたことがよかった。今まで諸々PMに対し誤解があった事を思い知らされました。
  • プロジェクトマネジメントの具体的なツールについて網羅的に学ぶことができた。説明内容もわかりやすかった。実例が多く、実務をイメージしながら受講することができた。
  • わかりやすく、モチベーションを持続できました。また参加者もアクティブでよかったです。課題はもうすこし解決困難なものが含まれるとよい訓練になると感じました。
  • 実務に取り入れられるものがあった。たとえばWBS、課題管理表など。また上司やチームと共有できるものを学んで実践できた。分かりやすく教えていただきました。
  • よかった点は、非常に盛りだくさんの内容で、自分の仕事に合わせて必要な部分を取捨選択してカスタマイズできる所。またPJの立ち上がりから終了までの美しい流れを体感することができて、5~10年経験しないとわからない知識やコツを得ることができました。お陰さまで、自分の仕事を自信を持って進めることができました。PMBOKは大変ボリュームがあり、相応するように立派なレジュメを頂戴しましたが、欲を言えばA3 1~2枚で全体を俯瞰できる資料があるとなお嬉しいです。
  • セッション構成がよく、演習中のアドバイスもありがたかった。事後課題を含め、細かい対応ありがとうございました。
  • 長期間にわたっての開講だったので、業務ですぐに生かす機会が多かった。座学と実践の両輪が回せてよかったです。演習問題でもう少しビジネス的なケーススタディがあってもよかったと思います。先生には具体的な話を聞かせていただき、大変参考になりました。