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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

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真船 佳奈著『令和妊婦、孤高のさけび! 頼りになるのはスマホだけ?!』『正しいお母さんってなんですか!?「ちゃんとしなきゃ」が止まらない! 今日も子育て迷走中』

今回私が紹介するのは、育児マンガです。と言うと、自分は関心がないなあと感じる方もいらっしゃると思います。
私は目下育児中の当事者なので共感することが多かったのですが、「知らなかった世界を知って、想像力が豊かになる、

2025年3月11日
NEW!

橋本 幸士著『物理学者のすごい思考法』

私には前職で雑貨店の売場での勤務を長く経験したことから身に付いた職業病があります。

  • コンビニの棚で奥まっている商品があるとつい手前に出して揃えてしまう
  • 売り切れの商品を見ると「人気だから売れている」ではなく「人気がないからそもそも仕入れが少ない」のではないかと邪推してしまう
  • 商品自体よりも陳列されている棚に注目してしまう…などなど

2025年2月12日

青田 麻未著『「ふつうの暮らし」を美学する』

昨年、我が家に新しいダイニングチェアが仲間入りしました。

ダイニングチェア=家の食卓の椅子。その名の通り、食事のときはもちろん、仕事をするときにも、テレビを観るときにも、うたた寝をするときにも・・・と、家での多くの時間をこの椅子とともに過ごしているのではないかと思うほど用途多様に活躍してくれます。

2025年1月14日

辻村 深月著『東京會舘とわたし』

ここ丸の内に勤務して、早18年が過ぎてしまいました。18年といえば、新生児が成人となる月日です。そのように考えると、つい、しみじみと振り返ってしまいます。

2024年12月10日

高階 秀爾著『カラー版 名画を見る眼I』『カラー版 名画を見る眼II』

岩波新書の『名画を見る眼』『続・名画を見る眼』は1969年の初版以来、50年以上ずっと読み継がれてきた、西洋美術史不朽の名作である。すごい本である。

2024年11月12日

小林 泰三著『はじめから国宝、なんてないのだ』

まず、以下の写真をご覧下さい。ご存じの通り、これは奈良は興福寺の国宝、阿修羅像の写真です。

2024年10月8日

かまど・みくのしん 著『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』

ほとんど避暑のために入った丸善で目に入ってきたのは、『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』でした。

2024年9月11日

篠田 桃紅 著『これでおしまい』

日本とトルコの関係は、時代によって波があるものの、1890年のエルトゥールル号事件や1985年のトルコ航空特別機によるテヘランからの邦人救出、両国で起きた震災からの復興支援といった、国をこえた相互支援を積み重ねた歴史が思い起こされます。

2024年8月13日

稲盛 和夫 著『経営12ヵ条 経営者として貫くべきこと』

私が京セラ株式会社の設立やJALの再建で知られる稲盛和夫氏を知ったのは、恥ずかしながら社会人1年目の夏だった。たまたま稲盛和夫氏の本を手に取り読んでみたことが稲盛氏を知るきっかけだった。

2024年7月8日

自分の葬儀で流したいプレイリスト

名著『7つの習慣』の中で、コヴィーはこう説いています。
「自分の葬儀でどのような弔辞を話してほしいかを考え、今後の人生を歩むべきだ」

2024年5月14日

真山 仁 著『タングル』『失敗する自由が超越を生む』

昨今、劇場、音楽ホールのバックステージツアーが人気となり、全国各地で開催されるようになりました。普段はベールに包まれた部分を知ることで、特別感を感じられ、ワクワクしますし、何より作品の作り手側の目線を知ることで、その世界観にどっぷりと浸ることができます。

2024年3月12日

よしながふみ 著『きのう何食べた?』22巻

「変わっていくこと」について考えさせられる作品です。
『十年一昔』とはよく言いますが、変化の激しい現代においてはもっと短いサイクルで人の考え方・感じ方は変わっていくのかもしれません。この22巻を読んで、強くそう感じました。

2024年2月13日

宮嶋 勲 著『最後はなぜかうまくいくイタリア人』

「あぁ。なんでこの仕事、引き受けてしまったんだろう。」

思い起こせば数か月前、自分が苦手だと感じる仕事を「やってみませんか?」と上司から持ち掛けられた私は、反射的に「…はい、やってみます。」と答えていました。断ることへの申し訳なさや、その仕事へ立ち向かうキャパシティがない自分に嫌気が差しそうだったこと、そして何より「労働は義務だ」という意識が根底にあったからです。

2024年1月16日

前田 はるみ 著『トップも知らない星野リゾート 』

私にとって星野リゾートといえば “ちょっと高級な、憧れの宿泊先”。それと同時に、社長の星野佳路さんの顔もすぐ浮かぶ。メディア露出も多く、日曜朝の経済バラエティ「がっちりマンデー‼」の「スゴい社長特集」でよく拝見し、その社長然としていない、飄々とした出で立ちに勝手に親近感を感じ、スゴさを知りたい!と思うようになった。

2023年12月12日

佐宗 邦威 著『じぶん時間を生きる TRANSITION』

今年の夏は石川、富山を旅した。

石川は3泊、富山は4泊滞在し、観光地をめぐるというよりも、綺麗な景色をのんびりと眺めたり、キッチン付きの宿泊施設で地元のスーパーの食材を料理をしたり、お気に入りのカフェを見つけ通ったり、地元の市民体育館のプールで泳いだり・・・と、場所を変えて、

2023年11月14日

『子供を持つ親に読んで欲しい 日本昔話で学ぶ心のあり方』

皆さんは昔話が好きでしたか。

私は、昔話というと子供の頃にほぼ欠かさずに観ていた土曜の夜のアニメ番組でした。ただし、それは毎週楽しみにしていたというよりも、得体の知れないものから、「ちゃんと見ないと(いい子にしていないと)だめだぞ)」言われているような怖さがあって観ていた記憶があります。ほのぼのとした話だけではなく、夢に出てきそうな悲劇的なス

2023年10月10日

景山 洋平『「問い」から始まる哲学入門』

“哲学”この言葉に、あなたはどのような印象を持ちますか?
「簡単なことを小難しく考える」のような、なんとなくとっつきにくい。そうしたイメージをお持ちの方もいれば、「自分が大切にしている判断する際のよりどころ」をイメージする方もいるでしょう。

2023年9月12日

猪熊弦一郎『マチスのみかた』

これまでいくつの色を好きになっただろう。そのときどきの色はどれも自分らしく、そのころが思い出されてくすぐったい。色はうつろい、色を探し続けている。

2023年7月11日

ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』

6月のロンドンはまぶしい。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館を堪能した後、ハイドパークをぐるりと半周して、ナイツブリッジへ。サウス・ケンジントンからハロッズまではすぐだけれど、敢えて遠回りしたい。6月のロンドンには、そうさせる魔力がある。

2023年6月13日

神話学から見た世界って?~『世界の神様 解剖図鑑』と神話学講座から~

代田方面、愛媛方面の皆様であれば「東京・世田谷の代田という地名はダイダラボッチに由来する(諸説あり)」「愛媛という県名はイザナキとイザナミが生み出した女神の名前エヒメに由来する」
ということはきっとご存知でしょう。

2023年5月9日
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