KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

DX時代の革新的事業創造
[9月/A日程]

「デフレーミング」戦略で
産業の大転換期を生き抜く

デジタル技術の進化は、産業構造に激震を与えています。デジタル技術によって自分たちの業界が破壊されうると危機感を持つ一方、そのような事態への準備が不十分であると考えている事業は多いとされています。

産業構造の大転換期に新たな価値を生み出すには、従来の枠組みを壊し、組み換える「デフレーミング」の概念が非常に役立ちます。

本プログラムではデフレーミングを補助線に、DXの本質と最新テクノロジーのトレンドを押さえながら、事業創造のアイデアを創出します。

対象
  • 中堅社員~管理職
  • 経営企画、事業企画、戦略部門の方
  • デジタル技術のトレンドや、ビジネス創造の実例を学びたい方
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2024年
9/18
(水)

18:30-21:30
2024年
9/25
(水)

18:30-21:30
2024年
10/9
(水)

18:30-21:30
2024年
10/16
(水)

18:30-21:30
2024年
11/6
(水)

18:30-21:30
2024年
11/13
(水)

18:30-21:30
他の日程
参加費

170,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名まで)

修了基準

全セッションの参加と課題への取り組みを評価して認定
欠席の際は、事前課題の提出、指定期間内の録画映像視聴・レポート等の提出をもって参加とみなします。

受付終了

SESSION

SESSION 1

DXの本質を読み解く

デジタル技術の発展が社会経済にもたらす影響の本質を読み解く。そして現代において求められるデジタル変革のレベルを理解する。

学ぶ事例

Amazon、テンセント、NIKE、WeWork

SESSION 2

分解と組み換えによる再定義

既存のパッケージ化、画一化、大量生産された製品やサービスは、テクノロジーの基準で考え直すと非効率な面が見えてくる。この非効率性に着目した先駆的企業の取り組みから、従来の枠を取り除いて分解し、新たに組み直して提供するというアプローチを検討する。

学ぶ事例

ANA、Amazon、テンセント、美団、LINE

SESSION 3

個別最適化とスケールの両立

テクノロジーによって、個別に異なる真のニーズに、コストをかけずに寄り添うことが可能になった。既製品という枠を越えた製品やサービスの事例から、ユーザーのニーズに個別最適化された価値創造とグローバルにスケールする仕組みを探索する。

学ぶ事例

資生堂、ZOZO、NIKE、Udemy

SESSION 4

個人化するサービス主体の検討

シェアリング・エコノミーやフリーランスの発展などに見られるように、プラットフォームが普及した現代では、個人が活躍する場が広がっている。個人の働き方やキャリア形成、学び方の変化を把握しながら、新たなニーズを捉え、ビジネスへ発展させる可能性を考える。

学ぶ事例

Instagram、Uber、デジタルグリッド、YouTube、Uniswap、DAO

SESSION 5

デジタルな信頼の実現

顔の見えない相手との取引が当たり前となった今、いかに「信頼」を構築するかは重要なテーマの一つである。プラットフォーム企業の取り組みやブロックチェーン技術の活用によって成功した企業の事例を通じて、信頼を担保するための解決策を探る。

学ぶ事例

アリババ、Uber、Google、ChatGPT、メルカリ

SESSION 6

DX時代をリードする事業を創造する

最新技術の活用には、社会的な規制という課題がつきものである。制限をうまく活用し、課題をニーズに転換するなど、社会規制を突破する術を学ぶ。そしてプログラム全体で学んだことを統合し、自社における事業創造の展開を考える。

学ぶ事例

ヤフー、仮想通貨

参加者の感想を見る

参加者アンケート

  • 社内で漠然と新規事業案を起案しようとすると、中々案が浮かばないのに、講義を受けた後にワークをやってみるとそれなりに面白そうな事業案の卵が思いてしまうのにはびっくりした。事業案を考えるヒントとなるようなことを講義の中でたくさん教えてもらっているからだと思う。
  • 自身の改革業務の正当性を確認する為にも非常に役に立ちました。テクニックはまだまだですが、このようなプログラムを受講した事も自信の1つとして、事業創造を進めて参ります。
  • 合計6回のセッションで各回楽しく学ぶことができました。今回学んだデフレーミングの考え方や手法を現在の業務に活かし、新たな打ち手の創出に繋げていきたいと思います。
  • 分解と組立を常日頃考えるだけで、身近に小さいアイデアがあるのではないかと思った。固定概念を取っ払う事ができたように感じることが本日の収穫と感じる。
  • 仕事での経験から身近な経験まで、考え方ひとつであらゆるビジネスチャンスの発想に繋げられるという経験が出来、もっと日常に対して色々な視点を持って向き合ってみようと思った。また、同じ事象・パッケージにに対しても、十人十色の分解と組み替えが出来るため、多種多様な業界の方とも積極的にコミュニケーションをとる機会を作っていきたいと感じた。
  • 最初は「私なんかが…」と思って参加していましたが、ワークを完成させていくうちに自己肯定感が高まりました。素人が短時間で考える案ですが、良いところを探して褒めていただけたのも自信につながりました。講座のテーマは「事業創造」で、私は業務上それを任される立場ではありませんが、慶応MCCの別講座が始まりその課題中に「分解する」「既存のリソースを活用」などが頭に浮かびます。今後、業務上で新しいタスクを任されたり、勉強していく過程で、デフレーミングの3要素を定着させていけそうです。
  • 自社内での新規事業創造を起案するにあたってのアイデアの参考になりそうな話が多かった。また、副業をする場合の個人化として何かできるかのアイデアの源になりそう。
  • 分解のアプローチについて真剣に向き合うと日常業務では思いつかないアイデアが浮かんだ。
  • この分野に造詣が深くない者でも、すっと入ってくるプログラム構成でした。
  • DXについてじっくり考えることができ、大変有益な講義でした。同社自体でというより、取引先である中小企業のDXの取り組みに対してアドバイスなどを行っていきたいと思います。
  • ・ディスカッションベースで自分事としてDXを考えられることはとても良かった・技術的な話はあまりなかった(対象が業務部向けだから致し方ないか)
  • 実例に基づいて様々な考え方をご紹介いただきありがとうございました。大変刺激的な内容で毎回の講義がとてもモチベーション高く受講できました。社内に持ち帰り成果を出せるよう提案してまいりたいと思います。
  • 様々な業種の方々が集まり、ディスカッションをする機会が多く自社内では考え付かないような考え方を聞くことができ非常に良い機会となりました。
  • DXの失敗事例をもっと紹介して欲しかった。
  • 受講生に寄り添い丁寧にお話してくださりありがとうございました。学びが多かったことはもちろんのこと、同じ悩みを抱える頼もしい仲間ができたことをとても嬉しく思います。
  • 有意義な学びをありがとうございました。先生の分かりやすい事例説明で、ロジカルに頭の整理ができました。
  • 本研修に希望して参加している人たちは意識が高いため、社内で色んな事にチャレンジし、失敗を続けている人が多い。(そもそも成功は一握り)折角なので、この否定されてきた部分とそれを乗り切った事例を共有できると、大変参考になる。(機密の許す範囲で。)
  • 先生のお人柄がにじみ出た研修内容、授業内容で、大変分かりやすく、質問にも真摯に受け答えて頂け、3時間が毎回あっという間でした。一般企業で働かれた経験も大変生きていて、先生にしかできない授業なんだなぁ、とつくづく感じておりました。中間2回オンラインになってしまい、とても残念でしたが、今後の社内改革、新規事業立ち上げに活かしていきたいと思います。